記事の数が増えてくる、読者にとって見やすい表示をする!となれば、記事の一覧を表示するサイトマップです。

コンテンツ量として記事が増えて行くと、読者からブログの記事が整理されて見えることが必要で、そうなると用意するのがこのサイトマップ。グーグルアドセンスの審査でもブログの必須コンテンツとも言えるところです。
ここではそのサイトマップを簡単に作成するプラグイン「PS Auto Sitemap」を使って、一緒にサイトマップを作ってみましょう。
- ※)サイトマップで記事の並べ替えをしたい!という場合には、以下の記事を見てみてください
https://tabibitojin.com/sitemap-category-article-order-change/
Contents
サイトマップ用の固定ページ作成とメニュー表示
まずはサイトマップ用の「固定ページ」を作成して、グローバルメニュー(ブログの上の方に常に表示されるメニューのことです)にそのページを表示します。
サイトマップ用の固定ページ作成
上段メニューの新規から、固定ページを選択して固定ページを作成します。
- ①:新規をクリック
- ②:固定ページを選択!
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新規固定ページの作成画面が開くので、まずタイトルを入力し、下書きとして保存します。
- ①:タイトルに「サイトマップ」と入力
- ②:「下書きとして保存」をクリック
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続いて、パーマリンクの変更(設定)とページの公開です。
- ①:「文書」をクリック
- ②:「パーマリンク」にあるURLスラッグを「sitemap」に変更
- ③:「公開する」をクリック!
(「公開してもよいですか ?」と聞かれるので「公開」をクリック!)
これで土台となるサイトマップのページができたので、続いてメニューに表示させましょう。
グローバルメニューにサイトマップを追加
今作成したサイトマップ用のページをグローバルメニュー(ブログの上段に常に表示されるメニュー)に表示します。
- 管理画面のメニュー①「外観」⇒ ②「メニュー」を選択!
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「メニュー」の編集画面が開きます。
ここでグローバルメニューに「サイトマップ」を追加します。
- ①:固定ページの「サイトマップ」を選択(先頭にチェックを入れる)
- ②:その後「メニューに追加」をクリック!
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「メニュー構造」の中に「サイトマップ」が表示されるので、マウスでつかんで上下方向に動かすことで好きな位置に移動させます。
- 「サイトマップ」をつかんで移動!
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ここでは「お問い合わせ」の上に移動させてますが、好きな位置への移動ができたら最後に「メニューを保存」をクリック!
- ①:サイトマップを好きな位置に移動
- ②:一応、メニュー設定で、メニューの位置をどこにするかにチェックが入っているか確認
(ヘッダー用にチェックを入れておきましょう) - ③:「メニューを保存」をクリック!
以上でグローバルメニューへの追加は完了です。
サイトを表示してメニューを確認してみると、以下のような感じで「サイトマップ」が表示されればOK。
まだサイトマップのクリックしても中身が何もないページが表示されるだけですが、以上でサイトマップのページはできました。
続いて「サイトマップの中身を表示する」ためのプラグインを導入します。
プラグンは「PS Auto Sitemap」
では、サイトマップを表示するのによく利用されるプラグイン「PS Auto Sitemap」をインストールします。
※)プラグイン更新が止まってますが特に問題なく動作しますので、ここではこれを使います
- ワードプレスの管理画面から「プラグイン」→「新規追加」をクリック!
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プラグインを追加の画面から「PS Auto Sitemap」をインストールします。
- ① プラグインの検索窓に「PS Auto Sitemap」を入力!
- ② すると、プラグイン「PS Auto Sitemap」が表示されるので「今すぐインストール」をクリック!
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- つづいて「有効化」をクリック!
有効化が終了すると、プラグインの一覧が表示されると思いますが、以上で「PS Auto Sitemap」のインストールと有効化は完了!
実際にサイトマップの表示
1)サイトマップ表示用のコードを取得
つづいて「PS Auto Sitemap」の設定を確認して、サイトマップを表示するためのコードを取得します。
- ①:ワードプレスの管理画面から「設定」
- ⇒ ②:「PS Auto Sitemap」をクリック!
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設定を開くと、一番下に「ご利用方法」として以下のコードを入力してください、という箇所があります。
- 赤枠のところに表示されている文字列の行をコピーします
以下も同じになりますので、これをコピーしてもOKです。
1 |
<!-- SITEMAP CONTENT REPLACE POINT --> |
2)サイトマップページにコード貼り付け
上でコピーしたコードを、作成したサイトマップのページに貼り付けます。サイトマップのページを開きましょう。

- ブログのグローバルメニューから「サイトマップ」をクリック!
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中身のないタイトルだけのサイトマップのページが開きます。「固定ページを編集」をクリックして、ページの編集に入ります。
- サイトマップのページを開き、「固定ページを編集」をクリック!
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編集画面が開きますが、ここがいよいよ大詰め!
以下の手順でコードを貼り付けるとともに、ページのIDを取得します。
- ①:プラスマーク(+)をクリック
- ②:表示されるウインドウに「カスタム」と入力
- ③:表示される「カスタムHTML」をクリック!
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そして先ほどコピーしたコードを貼り付けて更新!
- ①:コードを貼り付け
- ②:「更新」をクリック!
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最後に、ブラウザのアドレスバーに表示されている数字(ページID)をメモしておきます。
- 「post=数字」の数字の部分(ページID)をメモしておく
(この例の場合には「89」)
以上で、サイトマップのページは完了!
最後にサイトマップの中身を表示するために、プラグイン「PS Auto Sitemap」の設定を行います。
プラグインの設定
再びワードプレスの管理画面から「設定」→「PS Auto Sitemap」を選択します。
- 「設定」→「PS Auto Sitemap」をクリック!
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PS Auto Sitemapの設定画面が開きますので、以下のように設定します。
項目 | 内容 |
①ホームページの出力 | ブログのトップページを表示するかどうか。 サイトマップには入れる必要性は高くないため、チェックを外しておけばOK。(入れておいてもよい) |
②投稿リストの出力 | 記事を表示するかどうかの設定。 チェックを入れておきます。 |
③固定ページリストの出力 |
このサイトについて、とか、お問い合わせのページは通常固定ページで作りますが、それらの固定ページをサイトマップに表示するかどうかの設定。 チェックを入れておきます。 |
④サイトマップを表示する記事 | サイトマップを表示する記事のIDを入力します。 先ほどサイトマップの編集画面でメモした数字を入力。 |
⑤出力階層制限 | カテゴリーを親カテゴリーを指定して階層化している場合など、どこまでの階層を表示するかを指定。 制限なしでOK。 |
⑥先に出力するリスト |
記事を先に表示するか、固定ページを先に表示するかの設定。 記事を選択しておけばOK. |
⑦カテゴリーと投稿の表示 |
サイトマップ内にカテゴリーと記事を一緒に表示するか(同一マップ内)、カテゴリーだけを表示して、カテゴリーをクリックすることで記事を表示するか(投稿を分割)の設定。 「同一マップ内」を選択しておけばOK. |
⑧除外カテゴリ | サイトマップに表示したくないカテゴリーがある場合、それを指定する設定。(カテゴリーIDを指定する) カテゴリIDの調べ方は、この表の下を参照 |
⑨除外記事 | サイトマップに表示したくない記事がある場合、それを指定する設定。(記事IDを指定) 記事IDの調べ方は、この表の下を参照 |
⑩スタイルの変更 | サイトマップの表示の仕方(デザイン)を指定。 デザインサンプルは下方のスタイルギャラリーを参照。 |
⑪キャッシュの使用 |
表示スピードを速くするための設定。 他にキャッシュ用のプラグインを使っている、といった場合や、良くわからない、という場合、チェックを外しておくのが良い。 |
- 一通り設定が終わったら最後に「変更を保存」をクリック!
以上でサイトマップは完了!
実際サイトマップのページを開いて表示されるか確認してみましょう。
カテゴリーIDやスタイルを変えたい場合には、以下参考にしてください。
サイトマップが表示されない場合
プラグインの設定なども終わり、すべてやったはずなのに、あれ?表示されないぞ、という場合には、
- 1)コードの貼り付けが正しくできているかどうか
(カスタムHTMLを使ってみましょう) - 2)ページのIDが正しく入力されているかどうか
の2点を確認してみてくださいね。
IDやスタイルの補足
カテゴリーIDや記事IDの調べ方
カテゴリーIDや記事IDの調べ方は以下を参照してみてください。
ワードプレスでカテゴリーID、記事IDの調べ方!編集画面で簡単に確認できる!
スタイルギャラリー
サイトマップの見かけのデザインはスタイルで決めますが、スタイルは以下のサンプルを見て設定してみてください。
(クリックして表示中、左右キーで順次見れます)
見やすさからすると、おすすめは、”シンプル2”、”矢印”、”ビジネス”、”索引”、”アーバン”、”キューブ”あたりです。
カテゴリーの並び順
サイトマップでは、カテゴリーの並び替えをしたい、という場合も出てきます。
この場合にはプラグイン「Category Order and Taxonomy Terms Order」を使うと、カテゴリーの並び替えができます。
※)「Category Order」というよく利用されるプラグインがありますが、すでに何年も前に更新が止まってます(2017年1月現在で、なんと9年前のもの)
プラグイン「Category Order and Taxonomy Terms Order」については、以下の記事を参照してみてください。
カテゴリーの並び順を変える!ワードプレスのプラグイン「Category Order」は古すぎる!
記事の並び順
カテゴリーの並び順を変えるだけでなく、記事の順番も変えたい!という場合もでてきますが、これは調べた限り「PS Auto Sitemap」のサイトマップ表示では出来ないようです。
記事の順番を変えるには「Intuitive Custom Post Order」とか「Post Types Order」といったプラグインを使ったりしますが、これらで記事の表示順を変えてもこの「PS Auto Sitemap」で表示されるサイトマップ上の記事の順番は変わらないんですね。
カテゴリーの順番だけでなく、記事の順番も変えたい!という場合には「PS Auto Sitemap」ではなく「WP Sitemap Page」を使ってみてください。
この「WP Sitemap Page」、また記事、カテゴリーの並べ替えについては、以下の記事を見てみてくださいね。
サイトマップでカテゴリーや記事の順番を変える!ワードプレスのプラグイン「WP Sitemap Page」
今回のまとめ
- サイトマップはプラグイン「PS Auto Sitemap」を使えば簡単に、しかも自動で作成できる
- サイトマップ内のカテゴリーの表示順を変えたい場合には「Category Order and Taxonomy Terms Order」というプラグインを利用すればできる
- サイトマップ内の記事の順番は変えられない
サイトマップはアドセンスの審査には必ず必要と思ってもらってよいと思います。(アドセンスのヘルプフォーラムで良く話題が出てきますので)
アドセンスの審査に限らず、読者にとって有益なブログとしていくためにサイトマップをつけることを考えてみてください。こうした1つ1つの対応が、あなたのブログを「より読者ファーストのブログ」へと進化させます。
ブログは「書き手がアドセンスなどで収益を上げたいから作るもの」ではなく「記事を読んでくれる読者がいてこそのブログ」であることをしっかり意識して「読者にとって心地よい環境作り」を常に考え、良いものはどんどん取り入れていきましょう。
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