「クラウドワークス」などのサービスに登録した後は、いよいよライターさん募集です。
良いライターさんと契約できるよう、募集に際しての依頼内容もいろいろと気を配る必要もありますが、ここでは、募集に際してのポイントや、応募の際のライターさんの見極め等をいろいろと解説します。
募集は特に何か難しい、ということはありませんが、タイミングによっては中々応募してくれない、ということも続きますので、ある意味焦らず騒がず、リラックして「早く応募してくれないかなー」とゆったりと待ちましょう。
その間、予定していた別の作業をしていれば良いのです。
応募して来たらすぐに対応できるよう、予め必要なこと(サンプル作成のお題や記事作成のためのマニュアルなど)は準備しておいてくださいね!
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Contents
簡単動画解説
動画で簡単にポイントを解説をしていますので御覧ください。
詳しくは以下を御覧ください。
募集で必要な事項
募集に際して、記載が必要な事項は以下の様な項目です。
- 募集タイトル
- 簡単な挨拶
- 概要
- 仕事内容・報酬
- 募集条件
- 応募について
- 禁止事項
- 最後に
実際にはクラウドワークスでは募集のためのフォーマットが用意されていて、以下の様な画面で後は項目を埋めていくだけで募集ページが出来上がります。(2015年9月現在の画面)
またこのフォーマットではなく自由記載もでき(右上に切り替えがあります)、そちらに切り替えると、
といった画面で、自由に募集内容が記述できます。
募集におけるポイント
では募集文に関するポイントを見ていきましょう。
依頼する記事数
実際の応募では気軽に取り組めるものが人気が高く(応募も来やすい)、またライターさんの記事の質も書いてもらわないと分からない、ということもあります。
慣れてくれば記事数は例えば20記事や30記事を1セットみたいに依頼することになると思いますが、まだ初めてのライターさんだったり、応募自体が初めてで外注さんとの仕事に慣れてない場合には、手始めには5記事等、少なめの数からスタートしたほうが良いと思います。
(良さそうなライターさんであれば、継続して記事を書いてもらえば良いですね!)
記事の文字数(1記事当たり)
トレンドアフィリエイトでは、今では1000文字以上(欲を言えば1500文字前後)ないと上位表示は中々難しいと思います。
1記事あたり最低何文字とするかは、どういったブログ運営を目指すかにもよりますが、記事を書くことが好きなライターさん(要するにお金本位ではなく記事を書くことに重点を置くライターさん)では、例えば1200文字といっても1400~1600文字ぐらいでまとめてきたりします。
ということから文字数に関しては、初めは必要最低限の文字数を提示して様子を見る、というのが良いと思います。
納品の形式
私の場合はワードで納品してもらってます。
テキストでも良いですが、ワードの場合、見出しやリスト形式などを使って書いてもらえれば、そのままコピーしてWordPressに貼り付ければ、同じようにWordPress上で再現できる、というメリットがあるからです。
また、トータル文字数も左下等に表示され分かりやすい、というのもメリットの1つとしてあったりします。
※)注意点
ワードの場合(Officeのソフト全般にいえますが)作成者情報が残りますので、データをやり取りする際には、文書のプロパティ情報にも気を配ったほうが良いです。
重要視する点・経験
応募してくるライターさんもクラウドワークスに初めて登録した方も多く、そういった意味では初心者の方も多いですが、一番のポイントは取り組む姿勢や、やる気だと思います。
記事作成のためのマニュアルを用意すれば、初めの数記事こそ「ここはもっとこうして欲しい」という点があちらこちらに見受けられるかもしれませんが、1つ1つ指摘していけば、10記事も書いてもらうとこちらの意図も理解され、その後はあまり指摘をする必要もないレベルになって来ます。
注意点・禁止事項
注意点、禁止事項はなんといっても他のサイトにある記事のコピペです。
自分の言葉として表現してもらえれば良いのですが、そのままコピーして持ってこられると、最悪グーグルからブログ自体の広告配信停止やアカウント停止にまでなりかねません。
いきなり広告配信停止やアカウント停止、とはなりませんが、圏外に飛ばされアクセスが全然来ない!ということにつながります。
禁止事項として必ず明記し、実際の運用でもコピペチェックツールで定期的に確認することが重要です。
応募期限
初期状態では、応募期限は2週間後ぐらいに設定されてます。
ライター募集の場合、期限は長くとっても直前ぐらいにしか応募が来ない確率が高いので、3日ぐらいにした方が良いです。
その間に応募が来なければ再掲載できますので、あまり深く考えなくてもOKです。
全体としてのポイント
細かく書き出すといろいろありますが、応募してくるライターさん視点で考えれば、
- 仕事が難しく見えないこと
- 記載内容が簡潔で分かりやすいこと
- かしこまった表現は避け、親しみが持てること
といった3点が重要になって来ます。
あまりに情報を詰め込み過ぎず、気軽に問い合わせができる雰囲気のある募集文、ということがポイントですね。
募集の例文
以上を考慮して自由記載の例文としては、以下のようになります。
- タイトル
- 【初心者歓迎!】記事作成のライター募集!(1記事1000文字~)
- 挨拶文
- この度はご覧いただき、ありがとうございます!
- 初心者のかたも大歓迎ですので、是非応募ください。
- 記事・コンテンツを作成する目的・概要
- 〇〇〇〇〇についての記事を書くお仕事です。
- 記事・コンテンツ
- 記事数 5記事(更に継続してくれる方大歓迎!)
- 文字数 1記事 1000文字~1200文字程度
- 報酬 1記事 200円
- 作業内容
キーワードと記事の切り口(ポイント)をお渡しますので、それを元に調べて記事としてまとめてください。
ネットで分かる範囲で調べ、意見や感想を加えてまとめて頂ければOKです。 - 記事の語調 です、ます調
- 納品の形式 Wordもしくはテキスト
- 募集条件
- 1日1記事以上納品できる方
(スケジュールは調整させて頂きます!) - インターネット接続環境のある方
- エクセル、ワードが使える方
- 必要に応じて、メールやスカイプ等でのやり取りができる方
- 1日1記事以上納品できる方
- 重要視する点・経験
- 初心者の方も大歓迎です!
- ネットで分かる範囲でまとめるため、専門知識は必要ありません。
- 記事作成のためのマニュアルを用意していますので、どなたでも気軽に取り組めます。
- 応募について
- 応募に際しては以下1~3を必ず記載の上お送りください。
- 1. 簡単な自己紹介
- 2. 1日にできる作業時間
- 3. やる気
- 追ってサンプル記事の作成をご依頼いたします。サンプル記事の内容により最終的に依頼可否についてご連絡させて頂きます。
- (採用の場合にはサンプル記事も1記事として扱います)
- (不採用の場合にはサンプル記事は使用せず、責任をもって削除させていただきます)
- 応募に際しては以下1~3を必ず記載の上お送りください。
- 注意点・禁止事項
- 記事の使い回しや他サイトからのコピペは厳禁です。
納品して頂いた記事はツールにてチェックさせて頂いてます。 - 納品いただいた記事の著作権はこちらに譲渡して頂きます。
- 記事の使い回しや他サイトからのコピペは厳禁です。
- その他コメント
- ご質問等ありましたら、お気軽にご連絡ください。
- たくさんのライターの方からの応募をお待ちしております!
これは一例ですが、あとは記事を投稿するブログの種類や運用の仕方によっていろいろとアレンジしてみてくださいね!
募集したけど中々応募が来ない!という場合には、応募数の多い募集内容を参考にしてみたり、情報をもっと分かりやすくできないか、親しみの持てる言い回しにできないか、などを検討してみてください。
まずは気楽に待ちましょう。^◇^)ゞ
ライターの見極めテクニック
応募頂けるライターさんもいろいろな方がいますので、最初の見極めが重要になってきます。
応募文にもライターさんの見極めのための条件が含まれていますので、ここで簡単に説明します。
1)応募時の記載内容
1つ目は3点あげている「応募に際して記載いただく内容」です。
仕事としてパートナーを組み限り、こちらの指示した内容をしっかり受け止めアウトプットしていただけることが最低条件だと思いますが、応募してくる方でこの「記載頂く内容」の3点が書かれてない場合には、残念ながら見送ったほうが良いです。
そういった方は注意散漫とも言えますし、マニュアルを渡しても読んでもらえず仕事に対してまじめに取り組んでいただけない可能性が高く、フォローするのに時間ばかりがかかってしまいます。
2)サンプル記事作成
応募を頂いた後、サンプル記事の作成を依頼するのが第二弾。
サンプルとしてキーワードと記事の切り口、マニュアルが用意されていればマニュアルとともに渡して、理解度や記事の質を見ます。
期限を決めて(例えば2日後等)作成を依頼して、100点である必要はありませんが、
- 1)期限が守られるか
- 2)記事の質が想定範囲内か
(指摘していけば大丈夫と思えるレベルか)
の2点でライターの採用可否を見極めます。
募集と応募時から既に仕事は始まっており、募集する側としてもドキドキしつつ気を引き締めて外注化に臨む必要がありますね。
まとめ
- 募集で必要な事項はいろいろあるが、クラウドワークスではフォーマットとして用意されている。
- 募集におけるポイントは、初めは少ない記事でスタートすること。
- 募集文のポイントは、内容が分かりやすく情報を詰め込みすぎず、親しみの持てること。
- ライターさんの見極めは、この募集時から始まっている
クラウドソーシングのサービスに登録しライター募集文を掲載して、いよいよ外注化の取り組みも本格稼働です。
この後は、ライターさんの見極めを行うとともに、依頼する側としても記事作成マニュアルや、記事作成のためのキーワード選定など、必要なものをしっかり用意し、信頼関係を築いて記事作成、ブログ構築を進めます。
良いライターさんと出会い(勿論ライターさんから見たら良い発注者と出会い)、お互いがメリットある関係で進められたら、大きな成功も現実味を帯びてきます。
外注化も実際にスタートし、これで夢に向かってまた大きく1歩前進です。