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自分のホームページを作った、ブログを始めた、アフィリエイトをやっている、とネット関連の人達が必ず思うこと。
検索結果の順位を上げるにはどうしたらいいのか?
いわゆる検索結果の上位表示。
インターネットが普及し、ネット界の巨人Google(グーグル)が活躍し始めてから、この1つの疑問から数々の対策が考えられ実践されてきました。これがよく聞くSEO.
2024年11月にはGoogleが『パラサイトSEO』(他の人が運営している「権威の高いウェブサイト」や「プラットフォーム」を利用して、自分のコンテンツを検索エンジンで上位に表示させるSEOの手法)を取り締まるポリシーも強化されてます。
こうしたことから、検索結果の上位表示を狙った不適切な手法が制限され、質の高いコンテンツがより評価されるようになっています。最新のSEO事情を簡単に見てみましょう。
SEOとは
SEOとは「Search Engine Optimization」。訳せば「検索エンジンの最適化」。
検索エンジンとは、勿論Googleに代表される検索するWebサイトのこと。
(今ではAIによる検索エンジンもありますね)
SEO(検索エンジン最適化)とは、Googleなどの検索エンジンで自分のサイトやブログが上位に表示されるように工夫することで、これにより多くの人にサイトを見てもらいやすくなります。
具体的な方法として、以下のようなものがありますね。
- タイトルにキーワードを入れる:
記事のタイトルに、読者が検索しそうな言葉(キーワード)を入れる - 見出しや本文にキーワードをいれる:
記事の中でも、見出しや本文にキーワードを入れ、検索エンジンに内容を理解してもらいやすくする。 - 画像に説明をつける:
記事に画像を使う場合、画像の説明にキーワードを含め、検索エンジンに対して画像の内容を理解しやすくする。 - 内部リンクを設定する:
自分のサイト内の他の記事やへのリンクを貼る
これらの工夫をすることで、検索エンジンに「このサイトは役立つ情報が載っている」と判断してもらいやすくなり、結果として検索結果の上位に表示される可能性が高まります。
いままでは?
昔はこのSEO(検索順位を上げるために行う施策)と言えば、以下の様なものがありました。
- 被リンクの大量獲得:
リンクしてくれるサイトをとにかく増やす - 検索サイトへの大量登録:
とにかく色々な検索サイトへ登録する - キーワードの過剰使用:
文章の中にキーワードを兎に角沢山散りばめたり、キーワードの出現率何%という数字にこだわる - 検索エンジンへのリンク設置:
GoogleやYahooといった検索エンジンへリンクする - むやみにコンテンツを増やす:
コピーしてコンテンツを増やす(今は絶対やってはダメ!ペナルティの元) - 隠しテキストの使用:
文字色と背景色を同じにした「何も文字がないようにした隠しテキスト」でキーワードをたくさん入れる(今は絶対やってはダメ!ペナルティの元)
これらは実はほんの一部だけ。
振り返れば数えきれないほど色々なテクニックがあり、当時は効果がありました。(今でも通用するものの多くあります)
グーグルなどの検索エンジンは、以前、文字通り機械的にサイトや記事の良し悪しの評価を行っていたところ、徐々に評価の仕方も変わり、それに対応する形で様々なSEOの手法が編み出されたんですね。
まるで法律が変わるたびに新たに編み出される「抜け技」みたいなものかも。(いや違うか)
最近では
最近よく言われるSEOの基本としては、以下の様なものがあります。
- タイトルへキーワードを入れる
- コンテンツのオリジナリティを出す
- コンテンツの鮮度を保つ(情報を最新の状態にすること)
- コンテンツ量を多くする(必要十分なコンテンツ量をそろえる)
これらに加えて、以下の要素も重要視されるようになってます。
- ユーザーの検索意図に合致したコンテンツの作成:
ユーザー(検索する人)が何を求めて検索しているのかを理解し、その求めるものに応えるようコンテンツ(記事)を作成する。 - E-E-A-Tの向上:
E-E-A-Tとは、経験(Experience)、専門性(Expertise)、権威性(Authoritativeness)、信頼性(Trustworthiness)のことで、それらを高めたコンテンツ(記事)を作成する。 - モバイルフレンドリーなサイト設計:
スマートフォンやタブレットなど、画面が小さいモバイルデバイスで見ても問題ないデザインや機能を備える。(ワードプレスでは人気のテーマ、有名なテーマを使えば問題ないはず) - ページの読み込み速度の改善:
ページの表示速度はユーザー体験(利用の満足度)に直結することから、読み込み速度を上げることで検索エンジンの評価の向上を狙う(page speed insightsでチェックする)
以前の小手先のテクニック以上に、サイト内の記事やコンテンツなどの内容重視に変化しています。
これは当たり前のことで、
ブログで収益化を図る場合、稼げない人は自分中心(兎に角アクセスしてもらおうとするばかり、それを読んでくれる人が求めてるものを考えない)となり、そうしたコンテンツは質も低く、結果として検索結果の上位には表示されません。
検索エンジンはユーザー(検索する人)にとって有益な情報を提供するサイトを高く評価します。情報は、その情報を探している人のために存在します。検索する人にとって有益なものが優先されて表示されるのは当然のことですよね。
検索エンジンも、こうした当たり前が実現されるよう進化してきましたし、今、この時も更に進化し続けているんですね。
Google的には
サーチエンジンの巨人、Google。
このGoogleが公表しているSEO情報として、2013年3月に『検索エンジン最適化(SEO)クイック チェックシート』が公開されました。
その後、2017年12月には『検索エンジン最適化(SEO)スターター ガイド』が大幅に改訂され、PDF版からHTML版へと移行。
さらに、2024年2月2日にも最新の改訂が行われ、これらのガイドラインでは、以下の点が説明されています:
- 検索結果の見栄えを良くする:
- ページや記事のタイトルは、簡潔で分かりやすいものに。
- ドメイン名は分かりやすく読みやすいものに。
- メタデータ(ページの固有の説明)は160文字以下の固有の説明を設定。
- 画像の説明:
- 画像には短く分かりやすい名前をつける。
- 画像の内容説明を入れる(alt属性)。
- 画像の下にキャプション(説明)を入れる。重要な情報はテキストで。
- 更新頻度:
- 役立つコンテンツを提供して、最新の状態に保つ。
さらに詳しく知りたい方は、以下を参照してみてください。
難しい内容もありますが、「なるほど~」とか「え?そうなの?」みたいに、いろいろと発見があって楽しいですよ。
今後はどうなる?
検索結果で自分のサイトや記事が1番目、2番目など上位に表示されたら大喜び。いや、これは嬉しいですよね!。私にはこの気持、よ~く分かります。^-^)
例えれば、「有名企業に就職!」「有名大学へ合格!」といった感じかもしれません。
でも、ここで少し考えてみてください。
あなたが素敵なカフェを見つけて入ったとします。おしゃれな雰囲気で期待が高まるものの、メニューが分かりにくかったり、店員の対応が悪かったりすると、もう行きたくなくなりますよね?
実は、検索エンジンの世界でも同じことが言えます。
たとえば、検索結果で上位に表示されたサイトに訪れたのに、
- 内容が分かりにくい
(求めていた情報が書かれてない。これ実は良くあります 笑) - 期待と違う
(思っていたものと違う情報が書かれている。これも結構ある)
検索エンジンは、ユーザー(検索する人:読者)にとって価値のある情報を提供するサイトを高く評価します。(そうなるように日々進化し続けてます)。
そのため、読者が求めている情報を的確に提供する記事、満足度を高める記事を書くこと、提供することが何より重要になります。
そうした記事であれば、読者はブログ内のコンテンツ(記事)をじっくりと読み、他のページに対しても「他の記事も良い内容に違いない」と閲覧するようになり、結果としてサイトの評価が向上し、検索順位の上昇につながる、というわけです。
検索順位を上げるためには、サイトの中身、つまりコンテンツ(記事の中身)が非常に重要です。
以前は、検索エンジンはサイトや記事を機械的に評価していましたが、技術の進歩により人間の判断に近い評価ができるようになり、そのため小手先のテクニックに頼るのではなく「質の高い記事を作成すること」、そして「どのようにすれば良い記事になるかを考えること」に時間を費やす方がSEOとしては(検索結果の上位表示を狙うには)効果的。
このアプローチは「コンテンツSEO」と呼ばれています。
コンテンツSEOとは、ユーザー(検索する人)の「検索する意図や目的、検索して知りたいこと」に応じた高品質なコンテンツ(記事)を作成し、検索エンジンでの評価を高める手法です。これにより、検索エンジンからの評価が向上し、結果として検索順位の上昇を期待するものになりますね。
結局のところ、上位表示のためのテクニックを取り入れるより、まず注力すべきは「質の高い記事の中身にすること」。
訪問者にとって価値のある情報を提供することで、サイトの評価が高まり、検索順位の向上につながり、そうした中でのキーワードを含める等のテクニックも考慮する。
小手先のテクニックを追い求めるのではなく、
SEOとしては、こうした王道的な対応(良質なコンテンツを提供し、適切なキーワードを使用しながら、ユーザーが求める情報を的確に提供すること)をしっかり取り入れていきましょう。
まとめ
- SEOとは 検索エンジンに対してサイトを最適化し、検索結果で上位表示を狙うこと。
- 過去のSEO はリンクやキーワードを多用するテクニックが主流だったが、現在は効果が薄れている。
- 現在のSEO はコンテンツの質が重視され、読者にとって有益な情報を提供することが重要。
- 今後のSEO はさらに「検索意図」に沿ったコンテンツが評価される時代へ進化。
- 成功のカギ は「コンテンツSEO」。読者の求める情報を分かりやすく、質の高い記事で提供すること。
タイトルにキーワードを入れる等、基本のSEOテクニックだけに目が行きがちですが、これからはコンテンツSEOもしっかり意識して、良い記事いっぱい書いていきましょう!
今後について
検索順位を上位に表示させることは、自分のサイトや記事をみてもらう上で非常に重要な事。それでもここで見てきたように、色々なテクニックを駆使するために時間を使うぐらいなら、どうすれば更によい記事になるかを考えたほうが将来に向けて大切です。
検索エンジンの進化によって検索順位が落ちるとしたら、コンテンツの質を見直す良い機会かもしれません。
あとは収益化。良質なコンテンツを提供するとともにどうしたら収益を図ることが出来るか考えて、活動の幅を広げて行きましょう。
私もこの収益化については色々と苦労しましたが、ネットビジネスでどうやって収益をあげるかを見てみれば、その応用も図れるかもしれません。
興味がありましたら、是非以下の無料メールマガジンに登録してみてくださいね。
次はメルマガでお会いしましょう。
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