自分のホームページを作った、ブログを始めた、アフィリエイトをやっている、とネット関連の人達が必ず思うこと。
検索結果の順位を上げるにはどうしたらいいのか?
いわゆる検索結果の上位表示。
インターネットが普及し、ネット界の巨人Google(グーグル)が活躍し始めてから、この1つの疑問から数々の対策が考えられ実践されてきました。これがよく聞くSEO.
さてこのSEO、最近の事情はどうなっているか、ここで簡単に見てみましょう。
SEOとは
SEOとは「Search Engine Optimization」。訳せば「サーチエンジン最適化」。
サーチエンジン(または検索エンジン)は勿論Googleに代表される検索するWebサイトのこと。このサーチエンジンに対して検索結果が上に来るように作りこみを行うことを言います。
いままでは?
昔はこのSEO(検索順位を上げるために行う施策)と言えば、以下の様なものがありました。
- リンクしてくれるサイトをとにかく増やす
- 色々な検索サイトへの登録する
- 文章の中にキーワードを沢山散りばめたり、キーワードの出現率何%という数字にこだわる
- GoogleやYahooといった検索エンジンへリンクする
- コピーしてコンテンツを増やす(やってはダメ!)
- 隠しテキストでキーワードをたくさん入れる(やってはダメ!)
これはほんの一部だけ。
振り返れば数えきれないほど色々なテクニックがあり、勿論当時は効果もあり(今でも通用するものの多くあります)、また都市伝説なものも混じって混沌期。
これは以前はサイトや記事の良し悪しの評価が文字通り機械的に行われていたところ、徐々に進歩して評価の仕方が変わってきたために、それに対応する形で様々な手法が編み出されたんですね。
まるで法律が変わるたびに新たに編み出される「抜け技」みたいなものです。(ちょっと違うか)
最近では
最近よく言われるSEOの基本としては、以下の様なものがあります。
- タイトルへキーワードを入れる
- コンテンツのオリジナリティを出す
- コンテンツの鮮度を保つ(情報を最新の状態にすること)
- コンテンツ量を多くする(必要十分なコンテンツ量をそろえる)
以前の小手先のテクニック以上に、サイト内の記事やコンテンツなどの内容重視に変化しています。
これは思えば当たり前。
情報は誰のためにあるかといえば、その情報を探している人のため。検索する人にとって有益なものが優先されて表示されるのは当たり前のことだからです。
サーチエンジンも、この当たり前が実現されることを目指して怒涛のスピードで進化し続けているんですね。
Google的には
サーチエンジンの巨人、Google。
このGoogleが公表しているSEO情報(検索エンジンの上位表示のためのテクニック)が2013年の3月にありますが、現在でもこれが最新のようです。(2015年2月現在)
このGoogleのサイトでは以下の事が説明されています。
1. 検索結果の見栄えを良くするために
- A. ページや記事のタイトルは、簡潔で分かりやすいものに。
- B. ドメイン名は分かりやすく読みやすいものに。
- C. メタデータ(ページの固有の説明)は160文字以下の固有の説明を設定
2. 画像の説明
- A. 画像には短く分かりやすい名前をつける
- B. 画像の内容説明を入れる(alt属性)
- C. 画像の下にキャプション(説明)を入れる。重要な情報はテキストで。
3. 更新頻度
- 役立つコンテンツを提供して、最新の状態に保つ。
更に詳しく知りたい方は、詳しい解説もされてる以下を参照してみてください。
難しい内容もありますが、いろいろと発見があって楽しいですよ。
今後はどうなる?
検索結果で自分のサイトや記事が1番とか2番の上位に表示されたら大喜び。いや、これは嬉しいですね~。私にはこの気持、よ~く分かります。
例えれば有名企業に就職!有名大学へ合格!といった感じかもしれません。ヽ(^。^)ノ
でもここでちょっと以下を想像してみてください。
その人とお近づきになろうと話しかけてみる
見かけが素晴らしくお友達になりたいわぁ、と話しかけてみても、話しがどうもよく分からなかったり、趣味があわなかったりすれば、もう話す気はなくなります。
逆にその場をすぐにでも立ち去りたくなりますよね?
今書いているこの記事自体もそうですが(耳が痛いですけど)
- 話しが分からない(書いてある内容が意味不明)
- 趣味が合わない(思っていたのと違う)
となれば、即効で別のサイトの記事へと移ったり、検索しなおしたりしますよね?
実際の生活でもインターネットでも皆同じ。
サーチエンジンからしてみれば、この記事このサイト、なんとなく良さそうだ、とまずは検索結果で上位に表示してみたものの、実際訪れた人がそれを読んですぐ離脱。
これではサーチエンジンに検索結果を上位に表示してみたけど「中身が伴ってなかったのか」と判断されて、検索順位もどんどんと落ちていこうというものです。
逆に、例え最初は検索順位が低くても、そこを訪れた人から、
- 話がよく分かる(書いてある内容がよく分かる)
- 趣味が合う(思っていたのと同じで興味深い)
ともなれば、最後までしっかり読んでくれることにつながりますね?
これを受けてサーチエンジンは、あれ?これって思った以上に受け入れられている、以外によくね?と判断して検索順位が上がっていくことになるんですね。
さて、あなたはこれ見て大切なことは何だと思いましたか?
大切なのは結局は中身!
訪れてくれる方、読者に、どれだけ分かりやすく興味深い情報を提供できるか。これが全てです。
以前は文字通り機械的にサイトや記事を判断していたとされるサーチエンジンたち。
それでもここ数年の技術進歩は凄まじく、今では人間が判断するのと同等などとも言われます。
日に日にその判断技術は進歩している昨今、「SEOとは」と講釈してる変なテクニックなどに時間をさいているくらいなら、どんどん良い記事を書くこと、どのように書いたらよい記事になるかということに時間を使うほうが今後のためと言えますね。
これらは最近ではコンテンツSEOなどと呼ばれます。
まとめ
- SEOとはサーチエンジンに対して検索結果が上に来るように作りこみを行うこと
- 以前は様々なテクニックが使われていたが、最近ではサイト内の記事やコンテンツなど内容重視に変化している。
- 今後は更にこの傾向が強まる方向。
- コンテンツSEOと呼ばれる。
さぁ、あなたも良い記事いっぱい書いて、皆に笑顔を届けましょう。
今後について
この記事を読んでいるあなたは、きっとブログで記事を書くことに興味があるのでしょう。実際記事を書いているかもしれませんね。
検索順位を上位に表示させることは、自分のサイトや記事をみてもらう上で非常に重要な事。それでもここで見てきたように、色々なテクニックを駆使するために時間を使うぐらいなら、どうすれば更によい記事になるかを考えたほうが将来に向けて大切です。
検索エンジンの進化によって検索順位が落ちるとしたら、コンテンツの質を見直す良い機会かもしれませんね。
あとは収益化。良質なコンテンツを提供するとともにどうしたら収益を図ることが出来るか考えて、活動の幅を広げて行きましょう。
私もこの収益化については色々と苦労しましたが、ネットビジネスでどうやって収益をあげるかを見てみれば、その応用も図れるかもしれません。
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