アドセンス審査では、まずサイトの所有権の確認が必要で、その中の1つに「メタタグ」を使った方法があります。
このメタタグは「HTML<meta>タグをコピーして、サイトの各ページの<head></head>タグの間に貼り付けてください」とありますが、そのやり方について、簡単にわかりやすく解説します。
順を追って実際に試してみてくださいね。
メタタグの取得から
アドセンスの審査を進めると「サイトの所有権の確認」があり、そこには「Adsenseコードスニペット」「ads.txt スニペット」「メタタグ」の3つが選択できるようになってます。
今回はその中から「メタタグ」を選びます。

- ①:「メタタグ」を選択
- ②:メタタグのHTMLコードが表示される
- ③:「コピー」ボタンをクリック!
以上で、メタタグのHTMLコードが取得できました。
あとはこれを上の画像の説明にあるように、アドセンス審査を出すサイトのヘッダー(<head></head>タグの間)に入れれば良いですね。
【参考】この文字列は以下の形式になってます。
1 | <meta name="google-adsense-account" content="ca-pub-000000000000"> |
- meta:検索エンジンなどに伝える背景情報
- name:何についての情報かを示す
(google-adsense-accountとあるので、グーグルアドセンスアカウントの情報だよってことになりますね) - content:その情報の中身を示す
(グーグルアドセンスアカウントの情報はこれ(ca-pub-000000000000)だよ、と示す)
つまり、アドセンスの審査に出すサイトにGoogleアカウントの情報を付け、それをGoogleにチェックしてもらうことで、所有者であることを認識してもらうってわけですね。
メタタグを<head></head>にいれる方法
ではコピーしたメタタグをサイトのヘッダー(<head></head>タグの間)に入れる方法を見ていきましょう。
方法は以下2つ。
- 1)テーマの機能を使う
- 2)プラグインを使う
1つ目から順次見ていきます。
1)テーマの機能を使う
今どきの有名なテーマであれば、設定の中にヘッダ(<head></head>タグの間)にコードを入れる機能がついていると思います。
以下、Cocconでの説明ですが「SWELL」「JIN」「Afinger」「SANGO」「THE THOR」などでも、テーマの設定からできると思います。
※)「テーマ名 ヘッダ <head> コードを挿入」で検索してみるとすぐ分かります
では、以下 Cocoonの場合ですが、ワードプレスにログインし、左のメニューから「Cocoon設定」を選び「アクセス解析・認証」タブをクリックします。

- ①:「アクセス解析・認証」をクリック
- ②:下の方にスクロールし「その他のアクセス解析・認証コード設定」箇所を見る
- ③:そこに「ヘッド用コード」があるので、その入力ボックスに(上の方でコピーした)メタデータを貼り付ける
- ④:最後に「変更をまとめて保存」をクリック!
ものすごく簡単ですね!
あとは実際これで問題ないか、下方にある確認の仕方でチェックしてみましょう。
2)プラグインを使う
使っているテーマの機能にヘッダーに挿入する機能がない場合は、プラグインを使えばOK.
ヘッダーに挿入するプラグインはいろいろありますが「Header and Footer Scripts」がシンプルで分かりやすいと思います。
【ワードプレスにログイン】⇒【プラグイン】⇒【プラグインを追加】から、「Header and Footer Scripts」を検索します。

- ①:プラグインの検索に「Header and Footer Scripts」をコピペ
- ②:プラグインが表示されるので「今すぐインストール」をクリック
↓↓↓↓↓↓
インストールが終わったら「有効化」をクリック!

以上で、プラグインのインストールと有効化は完了です。
実際にメタデータをヘッダに入れてみる
では実際にメタデータをヘッダ(<head></head>タグの間)に入れましょう。
まず、プラグインの設定にアクセスします。

- ①「設定」⇒ ②「Header and Footer Scripts」を選択
↓↓↓↓↓↓
設定画面が表示されるので、メタデータを入力(コピペ)します。

- ①:「Scripts in header」の箇所の入力ボックスに、取得したメタデータをコピペします
- ②:「Save settings」(設定を保存)をクリック!
以上で完了!
こうしたプラグインを使うと、簡単にヘッダ(<head></head>タグの間)にコードを挿入できますね。
参考)Priority(優先順位)について:
よく見ると入力ボックスの下に「Priority」の数値がありますが、気にしなくてOKです。これは複数のJavaScriptが複雑に連携して動くような場合に、意図した順番でスクリプトを読み込ませるために使用するもの。今回はアドセンスのメタデータであり、単なる文字列として情報を記述するだけなので、順序は気にしなくて大丈夫です。
メタデータの確認の仕方
では、設定したメタデータが、実際にサイトのヘッダー(<head>~</head>の間)に入っているか、確認しておきましょう。
ページのHTMLを実際表示して確認しますが、恐れるに足らず。
まず、サイトの適当なところ(クリックできない箇所)で「右クリック」してメニューを表示します。

- ①:右クリックしてメニューを表示
- ②:「ページのソースを表示」をクリック
↓↓↓↓↓↓
するとページのHTMLソースが表示されるので、そこで実際に設定で入れた以下の文字列を検索します。
1 | <meta name="google-adsense-account" content="ca-pub-000000000000"> |
ここでは例として、「google-adsense-account」で検索してみます。

- ①:Ctrlキー+Fキー (またはメニューから「検索」を選択)で検索窓を表示し、「google-adsense-account」で検索
- ②:正しくヘッダー(<head></head>タグの間)に挿入されていれば、②のように設定したメタデータの文字列が表示されます。
この例のように、設定したメタデータの文字列は、<head>~</head>タグの間(③~④)とヘッダ内に入っていてることも分かりますね。
以上でメタデータ の「<head></head> タグの間に貼り付け」は完了です!
まとめ
- アドセンス審査ではサイト所有権の確認が必須
- 確認方法の1つにメタタグを使う方法があり、<head>タグ内に挿入する
- 挿入方法はテーマ機能またはプラグインの2通り
- 設定後はソースコードで確認する
まずは、テーマのヘッダー設定やプラグインを使ってメタタグを正しく挿入しましょう。
挿入後は必ずHTMLソースを開いて設定が反映されているかチェックすると安心です。慣れてしまえば作業は数分で終わるはずなので、落ち着いて進めてくださいね。
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