他の記事でも書いてますが、会社や職場のストレスも様々。
上司や同僚、部下との人間関係、無駄な会議に無意味な慣習、出世できない、無茶なノルマ、給料が同世代と比べて低いなどなど、もうそれは色々です。
このように、具体的にストレスの原因はこれだ、と分かれば、それなりに解消法も考えられるもの。それでも、原因がわからないがイライラする、ストレスがたまる、解消の仕方が分からない、ということも多いようです。
ということから、ここでは具体的なストレスというより更に一歩踏み込んで、その奥に潜むストレスの原因となっているものは何なのか、一緒に考えてみましょう。
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ストレスの根本的原因
色々と具体的なストレスはありますが、もう一歩踏み込んでみるとどうなるか考えてみましょう。
色々なストレスがありますが、対人関係などを含めて私なりにストレスをもう一歩踏み込んで考えてみたものを挙げると、大体以下の3つに別れます。
- 性格的な問題
- 自分の責任として感じてしまう。
- 完璧主義
- 後ろを頻繁に振り返る
- 後回しにする
- 人間関係
- どんな相手ともうまくやろうとしすぎる
- 周りに合わせようとしすぎる
- 周りを見てすぐ劣等感を感じてしまう
- 生活
- 将来への不安と現実のギャップ
ストレスの解消法
まだこういったものもありそうだ、と他にも色々あるのかも知れませんが、ひとまずこれらを元にその少し内容と解消法を考えてみましょう。
性格:自分の責任
ストレスに関して最も改善したいと思うのが、この「自分の責任として感じてしまう」こと。
会社や職場では、上司からの叱咤、目標に達しない仕事やノルマ、同僚からの嫌がらせ、等々、色々ストレスを感じる場合がありますが、真面目な人ほど「自分が悪いんだ」「自分が出来ないからこうなるんだ」と自分を追い込もうとしてしまいます。
許容範囲内のよくある外部からのストレスも、こう思うことで自分一人が抱え込み自分の中で増幅され、遂にはストレスに取り憑かれてしまうって事になるかと思います。こうなると、自分と周りに対して冷静に向き合うことが必要です。
単に物事を丸く収めたい、面倒なことが起きないように、という理由から「自分の責任、自分が悪い」と実は現実逃避しているとしたら、それはストレスが溜まるばかりです。
面倒で大変なのかもしれませんが、もっと自信を持って物事に当たる、冷静に状況を見極めて1つ1つ対処をする、ということにチャレンジしてはどうでしょうか?
自信が持てないなら、何をしたら自信が持てるようになるのか、そこを考えていくようにすれば、きっとストレスは減る方向に向かうと思います。
また別の見方をすれば「自分一人でやらないといけない」と思い込んでいる場合も多そうです。
組織の中で働くということは、大きく言えば協力して何かを成し遂げるということ。なんでも一人でやろうとせずに、みんなと協力してやり切るにはどうするか、と思考を変えることも大切なことだと思います。
性格:完璧主義
また完璧主義もよくあるパターン。理想が高すぎ、それに達しないがために必要以上にストレスを感じます。
具体的には、仕事が遅い、終わらない、他の人のミスが許せない等から始まり、どうもすっきりしない、何故かずっとモヤモヤしているといった事が重なって、いつの間にか大きなストレスを感じるようになる、ということはないでしょうか?
おぉ、そう言われてみれば、と心当たりがあれば、少し肩の力を抜いて「100点じゃなくても80点」で良いと思うようにしてみましょう。
実は仕事では「1つの100点より2つの80点の方が重要」だったりします。
性格:後ろを振り返る癖
ああしとけばよかった、こうしとけばな、などと、ついつい考えてしまいがち。
いやでももうそれ、終わったことですから。
このようによく後ろを振り返る方は、普段の生活でもきっと同じ。振り返るのは別に悪いことではないと思いますが、そうやって振り返っている自分にストレスを感じているのかもしれません。
思い当たる方は、こう思ってみてはどうでしょう。
私も含め、実は皆んな同じように振り返ってます。誰もが同じ。自分だけじゃない。さんざん振り返った後は、さんざん前を向けばいいんです。
そう考えれば、少しはストレス、軽くなりませんか?
性格:後回しにする
仕事の出来る人は「今すぐやる人」、仕事のできない人は「後回しにする人」と言われることがありますが、当たってもいるし、当たってないとも言えるかと。
経験上、最も大事なのは優先順位。あとは自分のスタイルです。
それでも後回しにする、といった性格はあるもので、とにかく後回しにしてしまいがちな人は要注意。こういう人に限って仕事が大変、ノルマがきつい、時間がない、というストレスにつながっているかも知れません。
あ、私がそうです、と思い当たったら「とにかく、まずは手を付けてみる」ということから始めてみてはどうでしょう。お部屋の整理整頓と同じですね。
人間関係:どんな相手ともうまくやろうとしすぎる
これもよくある事だと思います。
周りの人とうまくやることは大切です。
でもこれ、どうして周りの人とうまくやることに努力するかといえば、それはストレス減らすため。それがうまくやろうとしすぎて逆にストレスになってしまうと本末転倒です。
完璧主義に近いかもしれませんが、そんなに一生懸命にならなくてもいいと思ってみてはどうでしょう? 相手から見てもあまりにうやくやろうとしている人は、返って不自然で近寄りがたい。逆に、自然体で来られた方がうまくいく、ということも多分にあります。
「多少の気遣い+自然体」で行きましょう。
人間関係:周りに合わせようとしすぎる
良い関係を保とうと、本当の自分を内部に押し込んで無理やり周りと合わせることで人間関係を保とうとするストレス。これは積もればとても大きくなりそうです。
これも上と同じで、あまりに周りに合わせているのが見え見えなほど頑張ってると、これは逆に不自然です。自然体の方が周りの人も受け入れやすく、逆に合わせてくれようとしてくれます。
これも「多少の気遣い+自然体」で行きましょう。
人間関係:周りを見てすぐ劣等感を感じてしまう
これも大きなストレスにつながります。
給料が少ない、昇進が遅い、仕事ができない。全ては他人と比べて少ない、遅い、できないの比較です。劣等感は活力につながります。でも余りに過ぎると、それはとてつもなく大きなストレスへ。
これを解消するには、素直に自分を受け入れる、ということが必要そう。
他人と比べる必要ってどこにあるんでしょう? 馬鹿にされるからでしょうか? それとも気になるあの人と比べて自分が下なんて許せない!っていうことでしょうか?
会社離れれば良く分かります。
どうでもよいことなんですね、そういうことって。
退職しなくても、休日、公園や街に出てそこに見かける色々な人々。多くのご家族がいるのがわかると思いますが、普通にみな楽しそう。誰も他の人なんて気にしてません。勿論心の中までは分かりませんが、気にするのは本当に限られた場所、限られた人間関係の中だけです。
いつか離れる会社や人間関係。その時どうなっていたいのか、すぐ目の前を見るのではなく、遠い未来に目を向けてみると、ストレスも軽くなるかもしれません。
生活:将来への不安と現実のギャップ
これが一番物質的。要するに将来安定した暮らしができるのか。もっと言ってしまえば将来お金があるかないかです。
このストレスによって、具体的に給料、昇進、景気などの不満やストレスへとつながります。
こればかりは必要と思う金額を得る努力をするしかありません。その努力の仕方を知らない、知っていても努力自体をしないがために、もやもやした漠然とした不安となりストレスへとつながるんですね。
勤め先で頑張るか、転職してキャリアアップするか、副業をして更に稼ぐか、起業するか。いつくか選択肢がありますが、具体的に検討して実行することで、ストレスが軽減される方向に向かうのだと思います。
まとめ
会社や職場では、上司も部下も同僚も、みんな様々なストレスを抱えながら仕事をしています。
ここでは、性格的な問題、人間関係、生活という視点で切り分けて、一歩踏み込んだストレスの原因を考えてみましたがどうでしょう?
ストレスは明日への活力へつながる原動力であるとともに、大き過ぎると身体的にも精神的にも追い込まれます。
表面的な解決も大切ですが、その根本はどこにあるのか、それを自分なりに考えて見ることも重要です。
今後を考える
会社や職場とは切っても切れないストレス。
そこでは色々な人が働き、だからこそ起きるストレスも様々です。
自分や周囲の協力で対処できるレベルであれば良いですが、ひどくなると職場に行くのも辛い、逃げたい、といったことにもつながります。
自分でも気が付かない内に1つの会社や職場にこだわり続け、現状維持のまま単に時間だけが過ぎていっている、ということもあり、何も改善されないまま、状況だけが増々つらいものになっていることも予想されるところでしょう。
会社に合わない方もいる中で、経済的に、ひいては精神的に少しでも安定するために、新たな収入源を考える必要性も高まっているのかと思います。
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