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エクセルでスケジュールやタスク管理をする場合、
カレンダーを作って整理する場合がありますが、土曜、日曜、本日の文字色や背景色を変えると、とても分かりやすくなります。
ここでは条件付き書式を使って、日付から自動で色を変えるやり方をまとめてます。
作りたいスケジュール表
例えば以下のような感じで、
タスクを管理するスケジュール表を作るとします。
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大項目や中項目などは普通に罫線を引いて表を作ればよいですし、
最上段の日付を入れるのも普通に入れれば良いですね。
※)曜日は自動で表示してほしいので以下を参照
【エクセル】曜日の自動表示!日付入力のセルや別のセルに表示する方法
上の図のように、週末の土日や本日の文字色や背景色を変えて分かりやすくしたい。
例えば以下のような感じ。
- ① 土曜:ブルー
- ② 日曜:赤 / ピンク
- ③ 本日:グレー
自分でセルを選択して文字色や背景色を変更しても良いですが、
2月、3月と変えたりすると、またセルを選択して文字色変えて、背景も変えて...とやるのは結構面倒。
日付が変わると自動で色が付くセルも変わってほしい。
こうした時は「条件付き書式」を使えば簡単にできます。
条件付き書式で曜日の色を自動で変更
では、まずは対象となる日付の欄をドラッグ操作で全て選択します。
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※)日付の行は必ず含めます。
この例では1月1日から1月31日までを全て選択してます。
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続いて①「条件付き書式」で
②「新しいルール」を選択。
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「新しい書式ルール」の設定画面が開きます。
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①「数式を使用して、書式設定をするセルを決定」を選択し、
②に数式を入力します。
②に入れる数式がポイントで、この例では以下になってます。
=WEEKDAY(E$2, 1) = 7
この数式の「E$2」の部分は変更が必要で、
エクセルのシート上、どのセルに日付を入れて表を作るかで決まります。
上の例では日付の先頭「1/1」から範囲指定してますが、
この「1/1」が入力されているセルが「E2」。
※)E2であることはシートの列と行を見れば分かりますし、
範囲指定の起点でもあるので、起点は左上の④の部分を見ても分かります。
日付の先頭が「F3」とかになれば、
「=WEEKDAY(F$3, 1) = 7」と変更する必要があります。
「E$2」の意味
「E$2」には「$」が入ってますが、「$」は「固定する」という意味。
「E$2」では「E」の部分は変わっても「2は変わらず固定」ということで、
「E列」「F列」「G列」など範囲指定した範囲に対し、2の行をすべてを対象とするという意味になります。
「=WEEKDAY(E$2, 1) = 7」の意味
「WEEKDAY(E$2, 1)」の「1」は、
日付に対して、1 (日曜) ~ 7 (土曜) の範囲の整数を返すという動作の指示。
※)「WEEKDAY(E$2, 2)」と「2」にすると、「1 (月曜) ~ 7 (日曜)」の整数が返ってきます。
ということから「=7」の「7」は土曜の意味で、
つまり、「=WEEKDAY(E$2, 1) = 7」は「日付が土曜なら」という意味。
この数式を入れ、書式(文字色や背景色)を設定しておけば、
土曜の日付のところだけ、その設定した書式になる、となりますね。
※)後で設定する日曜では、「7」の代わりに「1」にする
書式を設定してみる
ではまず土曜日の例ですが、文字色や背景色を変えてみます。
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- 「書式」をクリック!
↓↓↓↓↓↓
まず ①「フォント」をクリックして、文字色を選択しておきます。
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ここでは土曜日の色なので、濃い目のブルーを選択(②)。
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背景色(塗りつぶし)も選んでおきましょう。
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- ①:「塗りつぶし」を選択
- ②:「薄いブルーを選択」
- ③:最後に「OK」をクリック!
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文字色、背景色を設定したら、最後は「OK」をクリック!

↓↓↓↓↓↓
以上の操作をすると、スケジュール表上で土曜日の列が、設定した文字色や背景色に自動で変わります。
以下のような感じですね。
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日曜も同様に設定してみる
日曜も土曜日と同様に設定していきましょう。
- ①:土曜日と同様、1/1~1/31のスケジュール領域を選択(ドラッグ操作)
- ②:「条件付き書式」⇒「新しいルール」を選択
②「新しいルール」を選択すると以下の画面になりますが、②に入れる数式の数値が土曜とは少し異なります。
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WEEKDAY()では、1 (日曜) ~ 7 (土曜) となるので、日曜日の場合は「1」。
=WEEKDAY(E$2, 1) = 1
※)最後の「=1」以外は土曜日の時と同じ
この数式を②に入れたら、
あとは書式でフォントの色や背景色を赤系にしたりして、最後は「OK」をクリック!
すると、以下のように自動で日曜日も分かりやすくなりました。
(自動で変わると嬉しいですね)
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日付を変えると自動で土曜、日曜のセルに色が付いたりするので、
一度こうしたスケジュール表を作っておけば、後はコピペで使いまわしが出来ます。
「本日」の色も変えてみる
最後に、スケジュール上、どのあたりまで進んでいることになっているか、
緊張感を持たせるために、「今日」の日付の文字色や背景色も自動で変わるようにしてみましょう。
やり方はこれまでに同じく、
・対象となる日付の欄をドラッグ操作で全選択、
・その後「条件付き書式」から「新しいルール」を選択して、以下の画面まで来ます。
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これまでと異なるのは②の数式。
=E$2=TODAY()
「E$2」は上の方で説明した通りで日付が入力されたセル。
「その日付が今日(TODAY())」であれば、書式に従って設定した文字色や背景色にしてね、というものになります。
上の図では、書式で「今日の日付の列はグレーの背景色」に指定してます。
今は「1月10日」ですが、実際スケジュール表を表示してみると、
以下のように今日のところがグレーで表示されますね。
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やっぱり、スケジュール上、今日がいつかが分かることはとても重要。
今日という日をしっかり意識して、早め早めの対応をしていきましょう。
まとめ
- 土曜の場合:「=WEEKDAY(E$2, 1) = 7」
- 日曜の場合:「=WEEKDAY(E$2, 1) = 1」
- 本日の場合:「=E$2=TODAY()」
この3つを押さえておくと、エクセルのスケジュール表作りも楽しくなりますね。
計画はとても重要、あとは1つ1つこなすだけ。
仕事をするのもブログで稼ぐのも同じですが、
こうしたスケジュール管理ができるかどうかで、半年後、1年後がガラッと変わります。
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