ブログの記事作成で、ブラインドタッチって必要なのかな、練習が必要だけど面倒だしマスターするのに時間も結構かかるのでは?と思ったり、キーボードを見ながらならそれなりのスピードで入力できるからブラインドタッチは不要なのでは?という疑問もありますね。
実際ブラインドタッチが出来るようになるとブログの収益化やそれ以降の収益アップもスピード化され、ブラインドタッチが出来ない場合に比べてそのメリットは比較しようのないぐらい大きなものになると思います。
ここではまずブラインドタッチのメリット、デメリットを改めて整理し必要性を確認つつ、私の経験を元にした習得期間の目安、ブログの記事作成における目指す入力スピード、またタイプ入力の練習方法などを解説します。
Contents
ブラインドタッチは不要?
ブラインドタッチができなくても、文字入力がそれなりのスピードでできる場合には、まずはブログを進める上では全然OKです。
ブラインドタッチができれば尚良い(飛躍的に良くなる)、というところですが、まずブラインドタッチができるできないでメリットデメリットがどうなるかを改めて見て、その必要性を押さえておきましょう。
- ブラインドタッチのメリット
- 1)「入力スピードが上がる」
- 2)画面を見ながら文字入力ができるので「タイプミスはその場ですぐ分かる」
- 3)画面を見ながら文字入力ができるので「思考が途切れない」
- ブラインドタッチのデメリット
- ある程度練習が必要
- 習得にそれなりの時間がかかる
ざっくり3つのメリットを挙げてますが、
ブラインドタッチの必要性を改めて確認する上で各々少し細かく見ておきます。
1)入力スピードが上がる
ブラインドタッチのメリットその1は勿論「入力スピードが上がる」ということ。
入力スピードが上がれば、当然記事作成のスピードも上がり、効率化を考える上では断然有利になりますね。(星の数ほどいるライバルたちに差をつけるのだ)
ブラインドタッチが出来るようになると、感覚的に「文字入力のスピードが上がる」と分かりますが、キーボードを見ながら記事を書く場合と比較するとその理由も良く分かります。
たとえばブラインドタッチでない場合には、以下のような感じです。
- スタート:1つの文が頭に浮かぶ
- 1)最初の1文節や2文節を入力しようとキーボードを見てキーを探す
- 2)実際にキーボードを見ながらキー入力で文字を入力
- 3)画面を見て、正しく入力できているかを確認する
- 4)続いて残りの文字列入力を1)から繰り返す
同じように文字入力するにも、
ブラインドタッチの場合では以下のような感じになりますね。
- スタート:1つの文が頭に浮かぶ
- 1)画面を見ながら(入力した文字を見ながら)入力
ブラインドタッチが出来なくても、
「キーボードを見ながら入力すれば早く文字が打ち込めるので問題ない」
と考えることもできますが、キーボードを見て文字入力する場合、1~4の作業を繰り返すことになりますが、ブラインドタッチでは1つだけ。
上の2つを具体的に比べると、いかにブラインドタッチの作業量が少なく、だからスピードアップとなるか一目瞭然です。
2)タイプミスはその場ですぐ分かる
1つ目のメリット「スピード」という点のみが注目されがちですが、2つ目のメリット「タイプミスがその場ですぐ分かる」という点も、文字入力のスピードアップには欠かせません。
キーボードを見ながらタイプしていると、途中で入力ミスをしても気が付かず、ある程度入力して画面を見たら途中から何か変になってた、ということも良くあると思いますが、そうなるとミスした箇所またはそれ以降を一旦消してまた入力し直す、なんてことにもなりますね。
ありがちなのが日本語入力するつもりでキーワードを見ながら入力していると、画面を見たらアルファベットが「バババババ」と打ち込まれていた、しまった!と「ダダダダ」と消してまた入力し直し、なんて経験は誰もが経験すると思います。
こうなるとミス修正で入力するためだけの時間が結構使われますし、こうしたミスを防ぐために、単語や文節を入力したら一旦そこで画面を見て確認、そして再び入力、また確認、と細切れに入力する場合もあるでしょう。
こうした入力で記事作成している方も多いと思いますが、画面とキーボードを行ったり来たりするので、それだけで結構時間がかかっている、というのも想像すれば分かりそうなところです。(要するに無駄な動作が多い)
ブラインドタッチでは画面を見ながら入力していることから、入力ミスもその場で気が付き出戻りも少ないし、無駄な動作がないので作業効率がグンと上がる、ということになります。
3)思考が途切れない
また3つ目のメリット「思考が途切れない」がブラインドタッチの最も大きなメリットになると思います。
キーボードを見ながら入力する場合「キーを探して文字を打つこと」に集中するため、1文字1文字の入力自体に意識が集中し、文章自体への思考がいったん中断されて機械的な作業に移る、という感じ。
(つまりキーボードに意識が集中し、文章に意識が行ってない状態)
一方ブライドタッチでは、「キーを探して文字を打つこと」に意識を向ける必要はないし打った文字は画面を見て確認しながら入力を継続できるため、頭に思ったものを文字にしてるだけという感じ。
文章自体に意識が集中できている、つまり思考が途切れない、というのが非常に大きな違いです。
思考が途切れる文字入力では、文章全体への意識が薄れるので途中で考え直したり、一旦単語や文節を入力した後、次は何を入力しようとしてたんだっけ?どうしようと思ったっけ?など、入力するつもりの文章全体を忘れてしまうなど、無駄の多い作業になりがちです。
また文字入力という作業に集中しているので文章の前後関係は忘れてしまっていてその場だけの文章になる(前後の文章含めて全体を読み直すと、何かそこだけ独立した文章に見えたりする)ことあり、全体に自然な感じになるように修正を改めて入れる、など、ここでも無駄な作業がでることもありますね。(つまり記事の質にも影響するってことになります)
ブラインドタッチという思考が途切れない文字入力はこうしたことがなく、前後関係も分かっている中で考えをそのまま文章化していくだけの非常に効率的な作業。
記事に対して質の高い作業ということになります。
- ブラインドタッチのメリット
- 記事作成の時間短縮
- 記事の質の向上
ブラインドタッチは1度できるようになれば、それが一生使える、といったスキル。
覚えるのに時間はそれなりにかかりますが、こうしたメリットを考えれば、ブログで収益化を進める場合、どこかのタイミングで是非習得しておきたい記事作成の基本スキルであり非常に重要なスキルの1つと言えるでしょう。
習得期間の目安は?
ブラインドタッチが普通に使えるようになるには、1日5分~10分程度の練習を毎日したとして1か月もあれば十分です。
キーの位置を覚えるだけなら1週間とか2週間レベルではないでしょうか。
キーボードを見ながらならでも「必要な文字が入力できる」ので、ブラインドタッチを別に覚えなくても良いか、と考える場合も多いと思いますが、大げさに言えば何十年とある人生の中で、1日たった5分から10分、それを1か月ほど練習するだけ。
誤差みたいな時間をかけるだけで、その後は生涯忘れず使えるスキルになるものです。
私がブラインドタッチを覚えたときの話をすると、大学では学部、大学院と各々卒論を書くわけですが(一応理系です)、多くいる他の学生はパソコンで卒論を作ってたところ、私だけ「手書きの方が早いじゃん」とパソコンで文字入力ができないことを隠しつつ作成。
でもこれ、最初は確かに早いですが、教授から指摘があったりして修正が入ると物凄く大変。書いたり消したりの連続で多くの苦労と時間をかけつつなんとか切り抜ける。
そして就職はメーカーに入りオフィスワーク。
そこではパソコンでの入力が出来ないと仕事にならない。
同期の社員は普通に入力出来たのに私だけ(たとえば)「こんにちは」の「こ」を入力するのに「”K”のキーはどこかな?あ、ここか。じゃぁ”O”はどこ?」なんてやってるので時間がかかって仕方がない。
そこで見かねた先輩がタイピングの練習ソフトを持ってきた。その名は確か「タイピングマスター」というもので、これにはまった。
このソフトは今はもうないかもしれませんが、記憶が確かならまず最初にASDFGH...とキーの中段から覚え、その後順に下段、上段、数字キーなどに進み、一通り終わったらその次が「あかさたな」など日本語の文字を1つ1つ覚えて行く。
これだけだと単純ですぐ飽きそうですが、はまった理由は順に進めて行くと「2級、1級、初段、二段...」と段位付けがされること。
(途中途中に文字入力の正確さとスピードで昇級、昇段試験があるのだ)
初段とかいうと何か武道みたいな感じですが、同期の社員と「今何段?」みたいに競い、毎日お昼休みとかに遊びで10分ほどタイピングの練習。(本人はタイピングの練習をしているというより、画面に表示される文字列を1文字1文字撃墜して遊んでいる、という感覚に近い)
1カ月もたつ頃にはそのソフトの中の最高位「7段」まで到達してました。
その頃になると練習の様子(そのソフトで遊んでいる様子)を周りの先輩たちが見て「お前、タイプめちゃくちゃ早いな!」とびっくりされるほどになっていたという感じです。
その後はいつのまにかそのソフトで遊ぶこともなくなりましたが、お陰様でそのスキルはその後から今に至るまで私の1つの大きな財産(ちょっと大げさですけどね笑)になってます。
ちなみに私の姉の場合、私と同様PCでの文字入力はキーボードでキーを探しながら打ってましたが、ある時からブログを始め、私が「ブラインドタッチできるようにすると効率上がるよ」とボソっとつぶやいたところ、タイピング練習用のソフトを買ってきて(多分「特打」だったか)毎日5分から10分ぐらいの練習をして、今では普通にブラインドタッチで入力しています。
どのくらいのスピードで入力できれば良い?
ブラインドタッチが出来る、といっても、単にできるだけでなくて、やっぱりある程度のスピード感で入力できるようになることを目指します。(作業効率も俄然上がりますので)
ではブログ記事を書く上でどのぐらいのスピードで入力できれば良いか、となると、1分間に半角英数(つまりキー打鍵数)で200文字ぐらい打てればよいと思います。
(そのあたりを目指すと良い。
日本語ワープロ検定で言えば2級相当:1分間に日本語100文字ぐらい)
このタイプスピードを見たり、タイピングの練習で便利なサイトがネット上には多くありますが、私がよくコンサル生に紹介しているのが「e-tayping」というサイト。
タイピングの練習サイトでは老舗の部類になるかもしれませんが「腕試しレベルチェック」があり、これでどれほどのスピードで文字入力できるかレベルが分かります。
実際のチェック方法
まず「https://www.e-typing.ne.jp/」にアクセス。
その後、以下「今すぐチェック!」をクリック!
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続いて「今すぐチェック!」をクリック!
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その後「スタート」をクリック!
上の方にお題というかタイプする練習文のジャンル(ここでは「顔の慣用句」)が表示されますが、期間によって変わるようです。
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キーボードが表示される画面になったら、上のガイドにあるように「スペースキー」を押すと腕試しが始まります。(画面上にあるスペースキーをクリックするのではなく、実際のキーボードのスペースキーを押下)
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腕試しレベルチェックが開始されると例文が表示されるので、それを実際にキーボードで入力していく。
1つ例文をクリアすると、またすぐ次の例文が表示されるので順次入力。これでタイピングスピードを計測してくれるんですね。
所要時間は大体1分半ほどなので軽快にストレスなくレベルチェックができますね。まずは自分のタイピングスピードをチェックしてみましょう。
結果の見方と目指すレベル
計測が終わると以下のような感じで、タイピングスピードの結果が表示されます。
特にチェックする箇所は①「スコア」と②「レベル」。
このサイトでは以下のように計算されるようです。
- ①「スコア」:1分間に入力した英数字の文字数(つまりキーの打鍵数)から誤入力数を差し引いたもの
- ②「レベル」:スコアによってこのサイト独自にレベル分けしたもの
「レベル」はあくまでこのサイトの基準ですが、
①のスコアによって下は「C」から上は「A+」⇒「S」⇒「Good」⇒「????」とレベル分けされてます。
このサイトでタイプスピードをチェックする場合には、「A-」(スコア209~225)ぐらいであればブログで記事作成をする上で効率的になると思います。
(1分間に英数字で200文字以上、日本語では約100文字以上入力できるレベル)
(欲を言えばA+とかSぐらいまで行くとブログ作業の効率もグンと上がりますね)
ちなみにチェック時に表示される例文は、普段入力しないような文が出てきてタイピングがしづらい、ということもあり、数回練習して実際に計測してみるのが良いです。
というのも、ブログの記事では自分の思考を文字にするので(入力する文字が分かっている中でタイプするわけですので)、例文にある程度慣れてから実際に計測する方が実践レベルでのスピードが分かると思いますので。
参考までに、私も2,3回練習して(大体こうした文が表示されるんだな、という感じで例文に少し慣れた後)とにかく早く打つことを目指してテストしてみた結果は以下。
スコアは「335」でレベルは「Thunder」(雷)。
「Good」の上の「????」には「Thunder」があるのが分かりました。^-^;)
何か凄そうに見えるかもしれませんが、実践レベルのタイプスピードというより、スピードのみを意識してかなり焦った感じでテストしてみた結果です。
何十年も昔、新入社員時代のタイピングソフトで遊んだスキルが未だ残っている、というみたいにもなりますが(当時の先輩に感謝です)実際ブログの記事を書く時に、こうしたスピードで書くことはあまりありませんので(そんなに早く思考ができないので)、ここまでにならなくても全然良いと思います。
ただブログの記事作成では何かを参考にしたいとコピペして情報を取ってくる(いわゆるリサーチでの情報集め)というのは普通に行うと思いますが、そうした時、コピペが出来ないようになっていたり、ネット以外の情報をそのまま文字にしたい場合には、画面を見ながら入力できる(入力した文字を確認しながらできる)こうしたスピードがとても重宝します。
(会社の業務で言えば、何かの資料を見ながら文字起こししたりして資料作成する、ということもありますがこのスピードが大幅な時間削減の元にもなる。文字お越しなどは頭を使わない単なる作業の部分なので時間がかかるのはもったいない部分ですが、非常にスピーディーにできることになりますね)
スピードを上げる練習方法は?
タイピングが遅い、
早く打てるけどブラインドタッチは出来ない、
そうした場合には1日5分から10分程度、1カ月ぐらいブラインドタッチの練習をしてみると良いです。(絶対結果が付いてきます)
練習法としては、私の経験からすると以下の要素を持つソフトやアプリで練習するのが断然おすすめ。
- 1)ゲーム性があること
- 2)基本から学べること
- 3)タイプスピードチェックが出来ること
何事も楽しんでやれれば上達は早いものですよね。
そうしたことから、私がかつて練習に使ったソフトのように「2級」「1級」「初段」「二段」とモチベーション維持のためにレベルが目指せる、とか、ゲーム仕立てになっていてタイピングのスキルが上がるにつれて何か冒険ができる(こちらもモチベーション維持)、みたいなゲーム性があるものが断然おすすめ。
ネット上で無料でできるサイトで練習したり、市販のタイピングソフトで練習するのがよいですが、タイピングの練習ではいずれも以下の流れになると思います。
- 1)「ホームポジション」(どのキーをどの指で押すのか)を覚え、
- 3)あとは例文を打って慣れて行く
- 3)そうした中でスピードアップ(レベルアップ)
まずはホームポジションを覚える、慣れるのが一番最初ですが、無料サイトでは「タイピング 練習 フリー」で検索すれば、いろいろなサイトやフリーソフトが分かります。
1つ例を挙げれば「マナビジョン提供の無料タイピング教材 」サイト。
こうしたサイトを活用してまずホームポジションを覚える。
大体覚えたな、となったら「これはやってて面白い」「自分にあってそうだ」というサイトを見つけて1日5分から10分程度練習する。
コンサル生にも紹介する「寿司打 」などもおすすめ。
この「寿司打」は、回転寿司のようにお寿司が流れてきて、そこに書かれている文字を順次入力してやっつける、みたいな感じで、遊びながらタイピングの練習ができますね。
でもネットだと通信状態によって動作が不安定になったり、ホームポジションから階段を上って行くように順序良くマスターしていきたい、という場合にはやはり市販のタイピングソフトがおすすめ。
「市販 タイピングソフト ゲーム」とかで検索すると、多くの情報が得られると思いますので、その中から評判などをチェックしつつ、これが面白そう、というものを選んでそれ1つに絞って毎日練習する、というのが良いですね。
実際検索するとアマゾンの売れ筋ランキングもあるようですが、アマゾンならレビュー(評価)も沢山見れるので、実際そのソフトを使った人がどんな感想を抱いているかをチェックしつつ、あとはお値段との相談で決める。
この記事を書いている現在、市販のタイピングソフトでは「特打シリーズの名探偵コナン」の人気が高いようです。お値段も4千円越えと高い部類になると思いますが、普通の特打なら2千円ぐらいですね。
市販の有料ソフトのメリットは、やはり機能が豊富(練習メニューがしっかりしていて順に学んでいける)、ゲーム性がある、ネットに左右されない、という3点になると思いますが、ブラインドタッチを習得した暁のメリットを考えれば、元は十分過ぎるほど取り返せると思います。
今回のポイント
ブラインドタッチは練習が必要で、習得にはそれなりの時間がかかる、という点がデメリットですが、それに比べてメリットが比較にならないほど大きいと思います。
ブログで記事を書く場合、一番最初にくる悩みは誰もが同じで「記事作成に時間がかかる」というもの。
でも、そもそも文字入力スピードが遅い(タイピングスピードが遅い)とか、キーボードと画面を交互に見ながら文字を打っていては、両足に5kgぐらいの重りを付けて「走るのが遅いんですけど」と言っているような感じにもなってしまいます。
一流と呼ばれるアスリートでも、身に付ける道具(服や靴)は1gでも少ないものを選び、その上で速く動ける技術を磨き、更に上のレベルを目指すもの。
日々過酷な練習が必要なアスリートに比べれば、ブラインドタッチの習得は全然大したことありませんし一生モノのスキルになります。
ブログの記事作成以外でも会社の業務、PCを使った作業全般で大きな成果として表れる、という点を考えれば、今ここでマスターしておけば、収益化までの時間も大幅に短縮されますし、その後の収益アップにも(自分では気が付かないと思いますが)多大な貢献をすることになると思います。
長い人生の中でちょっとした期間練習するだけですので、頑張って身につけて行きましょう。
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