忙しい毎日、厳しい業務などを日々重ねると、あぁ、どこかでのんびり暮らしたい、もっと環境がいいところに住んでみたい、と誰もが考えるようになるでしょう。
夢膨らむ異国の地。私も仕事をやめて海外移住している一人ですが、やっぱり住み慣れた国内が一番、という方が大半でしょう!(いや勿論海外もいいですよ。慣れるの大変ですけど。 ^-^;) )
そんな中で毎年恒例のふるさと移住ランキング。
今年はどんな調査結果がでたかちょっと一緒に見てみましょう!
地方移住のランキング
私は海外に移住してますが、何も移住先は海外だけじゃない。
国内にも、一杯良い場所ありますね。
そんな中、毎年ふるさと暮らしを支援する「ふるさと回帰支援センター」がランキングを発表しているのはご存じですか?
- ふるさと回帰支援センター
http://www.furusatokaiki.net/
この「ふるさと回帰支援センター」では、ふるさと回帰の支援として、様々なイベントや体験ツアー、募集の案内などがされています。地方へ移住しようかな、などとお考えの方はぜひ一度覗いてみてください。
ランキングを見てみよう!
発表された今回発表された結果は2014年の調査結果。
一位こそ山梨県ですが、ここ3年を見てみると、
長野、山梨、岡山が3強
というところでしょうか。2012年には3位に福島県が入ってますね。
- 2014年 1位 山梨県 2位 長野県 3位 岡山県
- 2013年 1位 長野県 2位 山梨県 3位 岡山県
- 2012年 1位 長野県 2位 岡山県 3位 福島県
参考までに日本地図で場所を見てみると以下のとおり。
分析としては
移住の相談は、2011年以降には若者世代(20代~40代)が増加し、ここ2年ほどでは相談は全世代均等に来ているようです。
この傾向は田舎暮らしや地方移住の一般化と考えられてますが、希望のライフスタイルを見てみれば、以下が増加傾向とのこと
- 就労、就職(56.4%→61.8%)
- 農業(16.8%→27.9%)
当たり前といえば当たり前ですが、暮らしの基盤、働くことへの感心が高まっている感じです。農業への相談増加も頼もしいですね。
最後の決め手は、仕事や就職?
今回上位の山梨や長野県。
首都圏からのアクセスもしやすいのは上位に来る条件だと思いますが、山梨は特に2013年から移住相談、就職相談ができる「やまなし暮らし支援センター」を開設し、2014年3月からは求人情報の提供や紹介までできるようになっているとか。
少子高齢化の波や、景気が中々回復しない中での労働条件の悪化など、都会の忙しい生活よりも、周りの環境が良くのんびりとできそうな、いわゆる地方へのUターン、Iターン希望者が年々増加しているようですね。
海外移住も良いですが、日本国内の移住がやっぱり良い!という方が多いでしょう。
最後のネックになるのは決まって生活費。
まだ仕事をして生活費を稼ぐ必要のある方は、場所を違えて職につくのはハードルが高いことから、こうした移住支援を活用しない手はないですね。
仕事が決まれば一安心。後は地域に溶け込めるかどうかが決め手です。
まとめ
- 地方移住のランキングを見れば、「長野、山梨、岡山」が3強。
- 2014年の1位は「山梨県」
- 移住の相談は、2011年以降には若者世代(20代~40代)が増加している。
- 山梨は2013年から「やまなし暮らし支援センター」を開設。
移住相談、就職相談ができる、更に求人情報の提供や紹介までできるようになっている。 - 最後のネックになるのは生活費の確保
今後を考える
将来的に国内、海外を問わず移住を考える方は、やはり基本となる「生活費の確保」については十分考えて下さいね。
実際の生活がうまくいくかどうかは、地域へうまく溶け込めるか、地域の住民と上手に付き合えるかどうかかが決め手になりますが、その基盤となるのは生活費。
移住先での就職先の確保(収入の確保)は移住してからどうとでもなる、などと軽く考えているとしたら危険です。映画やドラマのようには行かないので、すぐ元来た場所に戻らざるをえなくなったとしたら、これほど残念なことはありません。
景気が良くなると言われつつ、全然実感もわかずに月日だけが過ぎてるような感じがする昨今。移住するしないに関わらず、少しでも経済的な安定を求めるためには、新たな収入源を考えることも必要でしょう。
他の選択肢を考えずに今の仕事のみに依存する、現状維持以外は考えないともなれば、移住を含めて将来のための貯蓄も難しいでしょうし、今後は更につらい状況になって行くかも知れません。
現在私は自分の体験を通し、こうした先を見越して何かしなければ、と考えている人向けに無料のメールマガジンを配信しています。
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