海外はもとより、国内の移住にあこがれる人も多いですね。
私は会社をやめて海外移住してますが、国内移住もまた大きな魅力と思ってます。
最近では石破茂地方創生担当相からも、退職した高齢者のために、大都市から地方へ移住するのため、ということで居住環境の整備に乗り出すと発表しています。
結果を見るには時間が必要ですが、受け皿が十分でない、社会活動などに積極的に参加してもらいたい、地域の担い手として活動してもらいたい、というお話しをされてるところから、まだまだ元気に働ける退職者の方々に地方の活性化を期待していることろが伺えます。
ここでは、この話に関連して、地方移住のための支援にはどんなものがあるか、一緒に見てみましょう。
移住定住を支援する自治体達
インターネットで移住関連を調べてみれば、全国各地の自治体で、実はこんなにも色々支援を提示しているのかと驚かされます。
海外にいる私でも、たまにこういったものを見てみると、日本の田舎に住むのもいいかもなー、などと思いますが、それはまた別のお話。そこに適することができるかどうかは住んでみないと分かりません。
そんな中、ここではどんな支援があるか少し見てみましょう。2014年度移住人気ナンバーワンの山梨県と、その他ランダムに検索して、いくつか見てみると...
山梨県
- 住宅支援
- 生活支援
- 就職支援
- 暮らしセミナーの開催
- 意見交換会、個別相談会
岐阜県恵那市
- 住宅支援
- 少子化対策
- 健康寿命延伸対策
(高齢者の生活サポート等) - 魅力づくり対策
(移住・定住セミナーの開催等) - 雇用対策(就職支援)
鳥取県
- 住宅支援
- お試し住宅の整備
- 各種補助金
- 専任相談員の設置
- 農林業研修制度
等々。
以上はほんの一例ですが、今では各々の自治体で、移住定住用に個別にサポートセンターを用意しているところが多いですね。地域にとって人を呼びこむことがどれほど重要になって来ているのかが分かるようです。
この他にも沢山の自治体がありますが、同じように色々と見てみても、住むということで基本となる住まいの支援は普通にあり、それらに関する各種補助金、子育て、仕事、と生活の基本となる支援は見て取れます。
それでも体験してみないことには、本当のところは分からない、ということで...
基本は体験ツアー
基本は多くの自治体が用意している体験ツアー。
住んでみないことにはわからないことも沢山あることから、お目当ての場所には最低限自治体で用意している体験ツアーに参加して、暫く滞在してみる、ということが必要ですね。
中には暮らしのための体験住宅を用意しているところもあったりますので、単なる体験、というより、実際に暫く暮らしてみる、ということができたりします。
そしてコミュニケーション
また、住宅などの物理的環境もさることながら、住む、暮らす上で大きなポイントとなるのが地域住民とのコミュニケーション。
ご近所、その地域に溶け込めることが出来るかどうかが、最終的には最大のポイントです。
これは若い世代でも高齢者の場合でも同じですが、最後にはそこに話し相手ができるのか、頼れる人ができるのか、雑談を交わせる環境なのかで、生活していけるかどうかが決まるのではないでしょうか。
積極的に参加することが何よりも重要ですが、これができないために、地域に馴染めず都会に戻るケースも多いようです。
地域住民や、既に移住してきている経験者との交流会、相談員の設置もされている自治体も多くあり、移住を真剣に考える方は、こういった機会を積極的に使うのが良いですね。
地域の人の間に溶け込み、信頼し信頼される関係ができれば、住むのも楽しく、地域の活性化にも一役買うことができるというものです。
武器を持つ
色々とサービスも充実してきている各地の自治体。
人口減少に歯止めをかけ、更に地域の活性化を目指しますが、移住する側もいざというときの武器は備えておくべきだと思います。
思い描いた生活と違う、結局仕事に就けない、周りに相談できる人ができない、溶け込めない、など、やっぱり色々と問題も出てきます。
移住は旅行とは全く違います。
何かしら手に職を持つ、生活資金の蓄え、頼れる人、相談できる専門機関、など、最低限、いざというときに頼りになる何かしらの武器は用意しておくべきでしょう。
自分自身のためにも、今後何が必要となるか、よく考えての行動が大切です。
まとめ
- 各地の自治体で、移住、定住に対する支援策が多くある
- 実際の体験ツアー、交流会も大いに活用したい所
- 地域の人と信頼し信頼される関係ができれば、住むのも楽しく、地域の活性化にも一役買うことができる
- いざという時のために、武器は持つべき
夢にまで見た移住。
実際に移住してみて後悔しないよう、時間がかかっても様々な準備と情報収集は怠りなく!
今後を考えると
いざというときの武器。
生活基盤を支えるための経済力は、最も考えておかないものの1つです。移住ともなれば、生活費の獲得は一番大きな課題ですね。
まさかと思いますが、もしあなたが「移住してから考えればいいさ ^◇^)ゞ」などと思っているとしたら!それはそれは一大事!
移住の体験談で、映画やドラマのように、行き当たりばったりで成功する話もありますが(そういった映画などを見るのは好きですが)、それは本当にラッキーだったという話。現実にはそうはなりません。
十分な蓄えがあれば勿論問題ありませんが、まだお金を稼ぐ必要がある場合には、どうなっても困らない「手に職を持つこと」を考えるのも重要です。
私も会社をやめて海外で暮らしてますが、単純なバイトなどをしようとしてもビザなどの制限もあったり、またその賃金の低さから考えるととてもできるものではありません。
経験のため、生活にリズムを作るためには興味がありますが、生活を支えるための選択肢にはなりません。移住、特に海外への移住を夢見ている方は、国内移住に比べて更に周到な準備が必要です。
移住のためとは言わず、現状と今後に危機感を抱き、将来を見すえて今から新たな稼ぎ口を作っておくことは、きっと大きな武器になるでしょう
私は自分の経験を通して、そうした先々を見て何かしていきたい、と思っている人向けに無料のメールマガジンを配信しています。
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