ブログやネットビジネスをしてる人には特に関心の高い検索順位。
SEO、SEOと言われますが、全てはこの検索順位で1位、またはそれに準ずる2位、3位などの上位表示のために行われます。
それでもどこかの政治家の発言じゃありませんが、
2位じゃダメなんでしょうか?
そう、だめなんですね。
いや、ダメとまでは言いませんが、1位と2位とでは物凄い開きです。
ではここでは、その検索順に対するクリック率や、それによるアクセス数の影響などについて見てみましょう。
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Google検索のクリック率
Googleで検索した「検索順位に対するクリック率」は、毎年いろいろな会社からのそ結果が発表されています。
検索順位に対するクリック率とは
そもそもこの「検索順位に対するクリック率」とは何かといえば、例えば何かを調べるとき、キーワードや文章を入れてGoogleやYahooなどで検索しますね?
検索するとその結果が順番に1ページ10個ぐらい表示されます。
その1番目から順にどれほどクリックされてその内容が見られるか、
というのを示したもの。
各社発表のデータ
では過去5年間ぐらいの、色々な会社が発表したデータを見てみましょう。
検索順位 | Caphyon 2014年 |
Catalyst 2013年 |
Chitika 2013年 |
Slingshot 2011年 |
Optify 2010年 |
1位 | 31.2% | 17.2% | 32.5% | 18.2% | 36.4% |
2位 | 14.0% | 10.0% | 17.6% | 10.1% | 12.5% |
3位 | 9.9% | 7.6% | 11.4% | 7.2% | 9.5% |
4位 | 7.0% | 5.3% | 8.1% | 4.8% | 7.9% |
5位 | 5.5% | 3.5% | 6.1% | 3.1% | 6.1% |
縦軸に表示される検索順位、それに対するクリック率が%で示されています。グラフで見ると以下の様な感じです。
左から2014年、2013年と続き、各年の調べた会社名は年号の上に記載されているものです。
実際の数値とグラフを見てもらえば分かりますが、
1位と2位のクリック率の差はなんと倍
1位と5位ではなんと6倍ぐらいの差
があるんですね。
具体例で見てみると
私の運営しているサイトの1つがいわゆるトレンドサイトですが、たまに1つの記事にアクセスが集中する時があります。
1~2時間の間に1万PV(PVはページビューとよばれる単位でそのページが閲覧された回数。この場合では1~2時間の間に1万回クリックされたということ)となったのが過去最高ですが、その記事は調べてみれば、あるキーワードで検索順位1位でした。
こうしてみると、もしそのキーワードで仮に検索順位が2位だったとしたら1~2時間に5000PVぐらい、また5位だったら1~2時間に1500PVぐらいだった、と推測することができます。
逆に見ても同じですが、仮にあるキーワードで5位ぐらいに表示され、一日のPV数(閲覧回数)が200PVとすると、検索順位が1位になった時には1200PVぐらいにはなる、と推測できます。
2位じゃダメなんですか?
SEO(グーグルなどの検索エンジンに対して如何によく見せるかのテクニック)では、検索結果に対する表示順位の大切さが色々いわれてますが、こうしてみると、兎に角1位になることがどれほど重要かが分かります。
有名な政治家のお話じゃありませんが、
2位じゃダメなんです。目指すは1位。
モバイル検索との比較
上の結果はPCでの検索ですが、モバイルでの検索ではどうなるかというと、ほぼ同じ。
1位のクリック率が若干低下して、検索結果の2ページ目、3ページ目までの到達率が若干上昇する、という結果のようです。
操作性が変わるとやはり検索結果に対するクリック率も変わるんですね。
アクセス数に影響する要因は?
1位になると、2位以下に比べてどれほどアクセスされるか(クリックされるか)が分かりますが、1位になることによるメリットは他にもあります。
- 2位以下に比べてアクセス数が非常にUP
- パーソナライズド検索結果に反映される
アクセス数が非常にアップするのは今まで見てきたとおりですが、それにより、その記事をアクセス(クリック)した人に対する「パーソナライズド検索結果」においても、今後上位に表示される可能性が高まります。
パーソナライズド検索とは、Google等、検索エンジンがその人の検索履歴からその人にあった検索結果を表示する機能。
例えば、あるキーワードで検索してあるサイトの記事を閲覧すると「この人は、こういったキーワードで、このサイトを閲覧しているから、このサイトの結果の表示頻度や表示順位を上げよう」みたいな感じです。
1位になってアクセスを集めると、更にアクセスが集まってくる可能性が高まる、ということにつながります。
まとめ
- 検索順位に対するクリック率は1位と比べると、
- 1位と2位のクリック率の差は倍
- 1位と5位ではなんと6倍ぐらい
- モバイル検索との比較すると、1位のクリック率が若干低下して、検索結果の2ページ目、3ページ目までの到達率が若干上昇する。
- アクセス数が増えれば、それだけパーソナライズド検索結果に反映される可能性が高まる
検索結果の1位に表示される重要性が分かりますが、それではどうすれば1位に表示されるのでしょう?
これは他の記事でも書いてますが、一番重要なのは見に来てくれた人を裏切らない良質な記事を書くこと。全てはこれに尽きるようです。
色々なSEOのテクニックもありますが、検索エンジンの進化とともにスパムとみなされる(不正な手段で検索順位を上げようとする行為)ことにもつながりますので、変にSEO対策だ!とあれこれせずに、良質な記事をとにかく書く、ということに集中するべきなのでしょう。
こういったあたり、私がおすすめしているネットビジネスの中にもお話しが出てきます。ネットビジネスに興味のある方、新しく色々とチャレンジしてみたい前向きなあなた!是非以下の無料メールマガジンにも登録してみてくださいね。яндекс