できそうでできないのが貯蓄。
着実な人は毎月毎年増えていきますが、出来ない人には中々できないんですね、これが。

あなたはどうですか?私には聞かないでくださいね!^-^;)

saving

強制的にでもしないとできないのが人の性かもしれませんが、いざというときのため、結婚のため、将来のためにと、備えあれば憂いなし。

丁度20代、30代の独身男性の貯蓄のデータが出てきましたので、日本人の貯蓄平均とどれほど開きがあるものが、ちょっとここで見てみましょう。

あなたの貯蓄はどれぐらい?

できそうで中々できないのが貯蓄。
それでも他の人がどれほど貯蓄しているかは興味津々です。

あなたはどれほど貯蓄をしてますか?

日本人の平均貯蓄

まず日本人の平均貯蓄はどれほか。

毎年5月と11月に、総務省の「家計調査」、金融広報中央委員会から「家計の金融行動に関する世論調査」が発表されることからわかります。

最新では「家計の金融行動に関する世論調査」の2014年度版だと思いますが、

この調査結果から見てみると、

  • 金融資産の保有額
    平均値: 1,182万円
    中央値: 400 万円

これは銀行への預金残高ではなく、保険や有価証券、財形貯蓄なども含んだ合計です。

ここでは平均値と中央値といった2つの値がありますね?
この2つの値はこういった統計の数値を見る上で知っておく必要がありますので、ここで簡単に見ておきましょう。

平均値と中央値

こういった統計値を見るときに注意することの1つが「平均値」と「中央値」。

例えば、10人の人がそれぞれ以下の資産を持っていたとします。

  • 1番 100万円
  • 2番 100万円
  • 3番 200万円
  • 4番 150万円
  • 5番 250万円
  • 6番 300万円
  • 7番 250万円
  • 8番 200万円
  • 9番 200万円
  • 10番 5000万円

10番の人だけ飛び抜けて5000万。その他の人は100万~300万といったデータです。

普通に平均すると、全部を合計して10で割、平均は650万となります。この数字だけ聞くと、1番から9番の人は、え?皆そんなに貯金してるの?となりますね?

一人の人が突出して多く持ってたりすると、このように単なる平均(算術平均)では実態とあわなくなってきます。

そこで出番となるのが中央値

データを順番に並べてその中央の値を見ますが、この場合では貯蓄額を元に以下のように並べ替え。

  • 1番 100万円
  • 2番 100万円
  • 4番 150万円
  • 3番 200万円
  • 8番 200万円
  • 9番 200万円
  • 5番 250万円
  • 7番 250万円
  • 6番 300万円
  • 10番 5000万円

ここで見る中央の人は200万なので、中央値は200万

データ数が多い場合、こうして中央値をみることで大体実態と合った感じになってきます。

更に最頻値

その他の見方として最頻値(一定の範囲で区分して最も多い区分は何かをみたもの)があります。

上でみた1番から10番の貯蓄額を100万単位で区切ってみてみれば、

  • 0 - 100万未満 0名
  • 100-200万未満 3名
  • 200-300万未満 5名
  • 300-400万未満 1名
  • 400万以上 1名

これからみると、200ー300万未満が一番多く、これが最頻値。単純な例ですが、これも感覚的に実態とあってきます。

そしてまた見てみると

上で見た日本人の平均貯蓄について注意したいのが、金融資産を保有していない、という回答が30.4%もあったこと。

これを差し引くと、金融資産を持っている世帯の平均は以下となります。

  • 平均値: 1,753 万円(前年比 1,645 万円増)
  • 中央値: 1,000 万円(前年比 900 万円増)

平均値と中央値の差が700万。それだけ貯蓄の多い人とそうでない人の開きが大きいとも見れます。

これからすると、金融資産を持たない人を除き、日本人平均的には1000万円ぐらいの貯蓄はしている見ることができますね。

何?1000万円!?

金融資産の保有目的

貯蓄の目的は何かを見てみれば、

  • 老後資金 67.8%
  • 病気などへの備え 64.0%
  • こどもの教育資金 30.2%
  • いざというときのため 21.1%
  • 耐久消費財の購入資金 13.8
  • 旅行、レジャー 12.5%
  • 住宅、増改築 12.1%
  • こどもの結婚資金 6.2%

全体としては将来的な備えが圧倒的。

2大理由が「老後と病気」

生活の実態がよく分かる数字です。

20代、30代の未婚男性は?

そこで発表されたデータが以下ですが、

このデータから引用した「20代、30代の未婚男性の貯蓄額」は以下のとおり。

  • 100万円未満 6.4%
  • 100万円以上~200万円未満 11.8%
  • 200万円以上~300万円未満 32.1%
  • 300万円以上~400万円未満  26.8%
  • 400万円以上~500万円未満 17.2%
  • 500万円以上~600万円未満 3.0%
  • 600万円以上 2.7%

先ほどの統計の見方にあった最頻値(一定の範囲で区分して最も多い区分は何かをみたもの)は「200万円以上~300万円未満」。

皆さん大体これぐらいを平均して貯蓄していると見ることができますね。

  • 20代、30代の未婚男性の貯蓄額
    平均 200万円以上~300万円未満

かなり下回るけど大丈夫?

先ほど見た日本全体の平均(1000万)からすればかなり下回る結果となりますが、だからどうという話にはなりません。

注意が必要ですが、ここまで見てきたデータにはローンとかの債務が計算されていません。

また、全国平均では50代、60代という世帯も当然含まれて、そういった世代が退職金などによって貯蓄額の平均を押し上げているとも考えられます。(中央値と算術平均値の乖離の要因の1つですね)

20代、30代の未婚男性の貯蓄の目的

では、20代、30代は何のために貯蓄しているかと見てみれば、

  • いざという時、将来のため
  • 車などの購入費用
  • 結婚資金
  • 住宅資金
  • 老後資金

老後資金と答えた方ほど貯蓄額が高い傾向にあるようです。

それはそうでしょう。

50万ぐらいの貯金で老後の資金です、というのもちょっと変な感じ。老後資金として考える人ほど、着実に少しずつでもしっかり貯金、結果としてそれなりの額がたまっている、と考えるのが自然です。

平均から見れば、まだまだ若い世代です。

これからガンガン働いて着実に貯蓄に回すのか、それとも資産形成のために運用や副業によって資産を増やしていくのか。

不透明なこの時代、今後は一層色々と頭を使わないといけないですね。

まとめ

  • 日本人の平均貯蓄は、中央値から見て400万円。
  • 金融資産を持っている世帯の平均では1000万円ぐらい。
  • 貯蓄の2大理由が「老後と病気」
  • 20代、30代の未婚男性の貯蓄額平均 200万円以上~300万円未満
  • 若い世代は、今後着実に貯蓄するのか、運用や副業によって資産を増やすのか頭の使いどころ

今後を考える

将来への備えに対して、多くの方が努力している姿が見えてきます。

それでも、よくニュースなどで見る不安な年金、消費税や各種保険料のアップもあったりと、貯蓄といってもどれほど貯めておけば安心なのか、予測をするのは難しいですね。

20代、30代と言えば、平均から見ればまだまだ若い世代です。これからガンガン働いて着実に貯蓄に回すのか、それとも資産形成のために運用や副業によって資産を増やしていくのか。不透明なこの時代、今後は一層色々と頭を使わないといけないでしょう。

いずれにしても、経済的に今の仕事だけに依存し続ける、会社からの給料だけに依存する、というだけでは、後々つらい状況になることも十分予想されるところです。

収入を上げること、給料を上げることが非常に難しい現状、経済的に少しでも安定する方向にもって行くために、新たな収入源を得る必要性が今まで以上に高まっていると言えるでしょう。

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