あこがれの海外移住!
いつかはあの国にいって住んでみたい、会社をリタイヤしたらあそこでのんびり暮らしたい、と海外への夢も膨らむ人も多いでしょう。
まだ見ぬ地へのあこがれを抱き、いつかはそこで暮らしたい、思っている人も多いですが、国内の移住以上に海外移住はいろいろな準備が必要です。
移住のための資金用意やビザの取得、実際の生活費や仕事はどうするか、現実には多くの課題を1つ1つクリアしていくこと必要がです。
ここでは海外移住の基本、「生活資金」の考え方について見てみましょう。
Contents
移住の基本は生活資金
海外移住に夢見る人も多いでしょう。
私もそんな中のひとりです。
というか私の場合は既に移住しちゃってますけど。^◇^)ゞ
生活資金とは
日本国内での移住も海外への移住も基本となるものは皆同じ。つまり「生活資金が継続的に維持できるかどうか」が一番重要です。
生活資金がなければ当然その国その場所にいることは出来ず、戻る場所があろうがなかろうが日本に戻るしかありません。
ここでいう生活資金とは、単に生活できればいい、最低限生きながらえればいい、というものではありません。
- 移住先でどのような生活を送りたいのか。
- なんのために移住して、どういう人生を送りたいのか。
- それに見合った生活資金とはどれほどなのか。
つまり最も大切で根本的な話、
「どういった人生、どういう生活を送りたいのか」
を十分考慮した中で生活資金を考えていく必要があります。
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旅行と生活することは全く別!
日本国内の移住であれば、どの場所に行っても現在の生活レベルから比較して大体どれほどで生活できるか感覚的に分かるでしょう。
海外でも、例えば会社から派遣された海外勤務の駐在さんなど、そこで何年も実際に現地の人と接しながら暮らしたことがある場所であれば別ですが、旅行に何度も訪れたことがある、といったレベルであっても事前に十分な調査が必要です。
注意が必要なのは、たとえ何十回と行ったことがある場所であろうが、
旅行で訪れることと生活することは全く別物
であるということです。
ひとつ言えるのは、
日本ほど全ての面において整った国
は、そうそうありません。
生活の基本である安全面、食生活、行政サービス、様々な設備、電化製品の完成度、色々なお店の、ある種過剰とも言える丁寧な対応などなど。
基本的に決めた日にちや時間通りに物事が進む国はそうそうないと思います。
問題も多くあるのもまた事実ですが、外に出て実際生活している中で初めてその良さが分かります。
あなたのその夢、
旅行で訪れるだけでは本当にダメですか?
生活資金はどれぐらい?
最も危険な考え方は、現地の人との生活費の比較です。
現地の人との比較は危険
日本より生活水準の高い先進国なら比較も良いかもしれませんが、例えば私のいるアジア地域など、現地の人が一ヶ月5万円とか10万円で暮らしているからといって、自分もその金額で生活できると思っていたら間違いの元。
生活レベル
金額と一緒に現地の人達の生活レベルも一緒に見ないと大きな誤解を生じます。
セキュリティ面(安全面)が真っ先に来ますが、日本人は見た目や行動からすぐ分かり、(危機意識のない)日本人はとにかく狙われやすい。安全確保にもそれなりの地域や場所(マンションや住宅)に住むなど費用がかかります。
大げさに聞こえるかもしれませんが、近所の人の社会的、経済的ステータスが一定以上(要するに危険じゃない人、疑う必要のない、友として付き合える人達)であり、出入口にはセキュリティーガードがいて、家屋には防犯設備もある(なければ付ける)、ということを考えていく必要があるでしょう。
情報を得る手段として良いと思われるのは、移住を想定する場所に日本人のコミュニティがあるかどうか調べること。
大抵は「日本人会」などの名前でコミュニティが作られてたりしますので、そういったサイトがあるかどうかを調べることから手を付ける。
そしてそのコミュニティで実際に住む人達から情報を得る、というのが一番です。夢ばかりが散りばめられ、マイマス面を伝えない情報にはご注意を。
※)海外の日本人コミュニティーには、村社会的な、よそ者排除みたいなところもありますので、コミュニティーを外部から見た情報もあわせて見てみて下さい。
物価上昇と為替リスク
未来の予測も重要です。
アジアな地域でもそうですが、年々物価は上がるもの。
また最近では円安も進み、将来的には現在必要と思われる生活資金よりも多く必要となってくるでしょう。
今後益々、余裕が持てるかどうかを念頭に考えていく必要がありますね。ギリギリで考えていると、いつかは(というか数年内に)クビが回らなくなるかもしれません。
仕事の確保
自分の望む生活レベルを実現するために、現地で仕事を探せばいい、と安易な発想も考えもの。
あなたはよそ者、外国人
日本で逆の事を考えてみてください。
ふらっと来た外国人が簡単に良い仕事が見つかるでしょうか? 外国に移住して現地で仕事を獲得しようとする場合には、この逆のパターンになるんですね。あなたは外国人なんです。
自分が理想と考える仕事の質と収入には、それなりの条件(語学力、学歴、経験、技能レベルなど)が必要です。
現地で隣国から出稼ぎに来ている人達と混じって力仕事でもなんでも仕事すればいい、などと考えてる人がいたら要注意。その人達は丸一日働いて千円ぐらいしかもらってないかもしれません。20日働いてやっと2万円ですね。日本でバイトしながら生活してたほうがよっぽどマシ。
これがあなたが夢見た生活でしょうか?
まとめ
- 日本国内の移住も十分調査、海外移住ともなれば尚更です。
- 生活資金は、どういったライフスタイルを送りたいかを具体化して考える。
- 現地で実際住む人の生の声を聞くのが一番。
- 仕事も現地採用で得るにはそれなりの資格や準備が必要。
- あなたは外国人です
国内移住でも大変ですが、海外への移住ともなれば、どれだけ慎重に準備しても足りないぐらいの心構えが必要です。
一番に来るのは生活資金。
実際生活してみると思っていた以上にお金がかかったり、考えもしてなかった所にお金が必要となったりで「こんなはずではなかった」と後悔しないように十分検討して下さい。
今後を考える
何が起こるかわからない海外移住。
私も今まで何度となく旅行で訪れた場所ですが、実際に1年2年と暮らして、どのくらいの生活レベルでどれぐらい資金が必要かがやっと分かってきました。
現地で必要な資金、突発的に起こる日本への帰国。自分がたまには帰りたいといった予定されたものから友人、親類縁者の冠婚葬祭など、いろいろな事情で帰国する機会も多いでしょう。
時期によって飛行機代も倍ぐらい違います。急な帰国は高い時期にぶつかれば大変です。
老後はどうするか具体的に考えてますか?
日本ではなく、海外だからこそ考えておくべきこともあるでしょう。そうしたことは最後には資金に行き着きます。
海外で暮らす。いい響きですね。^ー^)
別の土地で暮らすことが楽しめる人には、色々な出来事、想像してなかった苦労が逆に良い刺激となると思いますが、海外だからこそ、将来に向けた経済的不安への備えをよく考えていくことが必要です。
あなたの計画、大丈夫ですか?
今現在、私はそういった先を見越して何かしなくてはと思っている人向けに、自分の経験を通して無料のメールマガジンを配信しています。
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