社会人となり、お給料をもらうようになったものの実家に暮らしながら会社勤めをしている人、家を出て一人暮らしをしながら会社勤めをしている人、いろいろいると思いますが、あなたはどちらのタイプでしょうか?
一人暮らしは何かとお金がかかりますが、自由気ままが何ものにも代えがたいもの。それでも実家から通う場合には、家にお金を入れるにしても生活費が大いに抑えられるといった経済的メリットがありますね?
え?実家に住んでるけどお金を入れたことがない? はい、確かにそういう人もいるでしょう。^-^;)
ここでは実家に暮らしながら会社勤めをしている人が、
どれほどの割合で、
どのくらいのお金を家に入れているのか、
ちょっと一緒に見てみましょう。
Contents
実家にお金はどれぐらい?
実家に暮らしつつ会社勤めをしている人は、いくらぐらいお金を家に入れているものでしょう?
いろいろと調べてみると、マイナビウーマン(woman.mynavi.jp)が調査した結果がありました。
お金を入れる人、入れない人の割合
まず実家に暮らす人でお金を入れる人、入れない人の割合は以下のようになってます。
- お金を入れる人:65%
- お金を入れない人:35%
なんと35%もの人がお金を入れてないんですね。(ちょっとビックリです)
実家に入れるお金はどれぐらい?
続いて実家にお金を入れる人は、いくらぐらい入れているものか見てみれば...
- 家に入れているお金の平均:約37,500円
これは2013年調査の金額ですが、現在でもそれほど変わってないでしょう。
グラフで見れば以下のとおりです。
割合としては赤の3万円が最も多く、続いて青色の5万円、そして緑の2万円、4万円となってます。
男女の割合が分かりませんが、この金額はどうやって決めているのか更に色々と調べてみれば...
金額の考え方の基本
実家住まいで、家に入れるお金の金額は、以下の様な考え方に基づきます。
- 社会人になったら基本は独立して一人で生きていくもの。
- それでも家にいるということは「家にいさせてもらう」ということから、最低ラインとして考えられるのは、
- 自分がいることで余計にかかるお金は支払う(光熱費や食費など)
- 家にいさせてもらう=家賃を支払う
いや、これで3万円とか5万円は安すぎませんか?
私、給料低くてそんなに出せない!なんていう人がいるとしたら、失礼ながらそれはその方自身の問題です。
社会人になる歳になったら、本来一人でも行きていけるようにならないといけないですよね?
給料が低いというのであれば、もっと給料がもらえるように努力する、資格をとって給料UPを狙うとか、転職して待遇の良い所を目指すとか、本業以外にもバイトを増やすなりして収入アップを図るなど、色々と考えるべきこと、するべきことは沢山あると思います。
お金を入れている人、いない人は何が違う?
全体で見れば35%の人が家にお金を入れてません。
人それぞれ、家庭それぞれですが、入れてない人やその家庭では、以下の様なことが言われているようですね。
- 親がまだバリバリに働いていたりして、そもそも子供から生活費をもらうという感覚がない
- 家に入れる分貯金しろ(結婚資金用)と言われる
親がまだ現役バリバリなら、確かに子供にお金を入れてもらう、という感覚がないかもしれません。
それでも子供は既に立派な社会人。それまで同様の子供扱いではなく、大人扱いしてとるものはとる、支払わせるべくは支払わせる、としないといけないような気がします。
また、結婚資金は言われるまでもなく自分で出すものだと思ってましたが違うのでしょうか?(私はそもそも出してもらうという発想がありませんでしたが)
こうしてみると、社会人になって実家住まいで家にお金を入れてない人、すごいお金持ちのような気がします。
一人暮らしをするとどれほどかかる?
ではここで、実際一人暮らしするとどれほどかかるものか見てみましょう。
カウモ株式会社(kaumo.jp)の情報から一人暮らしにかかる費用をざっと見てみると、
- 家賃の平均:66、000円(全国平均)
- 食費:2万円(全て自炊の場合)
- 水道:3,000円
- 電気:3,000円(夏場は1万円)
- ガス:1,500円
他にも雑貨など実際にかかる費用は色々あると思いますが、基本のこれだけで見ても9万円強。やはりいちばん大きなのが家賃ですね。
家賃は大都市と地方ではかなりの開きがあると思いますが、地方と言っても4万ぐらいはかかるでしょう。
会社勤めなら、会社によっては独身寮や社宅などがある場合もありますが(私も最初は独身寮からスタートでした)それでも数万円ぐらいは最低かかると思います。住宅補助がでる会社もあるようですが、複雑になるのでちょっとここでは置いときましょう。
となると、独身寮などで最低ラインは5万円ぐらいでしょうか。地方の一人暮らしでは7万円ぐらい、平均的には9万円ぐらいかかるという感じのようですね。
実家ぐらいしは経済的!
こうして見ると、月々2万円とか3万円で実家にくらせるということは、なんて幸せな環境にいるんでしょう。
いや、あくまで経済的に見た場合ですよ。うらやましいですね。
これで貯金が中々出来ないとか、お小遣いが少ない!と言ってる人がいるとしたら、そもそもの給料が低すぎるか、小遣いとして使う額が多すぎるかのどちらかのような気がします。
まとめ
- 実家に暮らす人で、実家にお金を入れている人は全体の65%。
- 実家にお金を入れてる人で最も多いのが3万円、続いて5万円、2万円。
- 一人暮らしはどれぐらいかかるか見てみると、家賃の全国平均が66,000円。
光熱費、食費などを含めれば、トータル9万円ともなる。 - 会社で独身寮や社宅などがあり、そこに住んで家賃を低く押さえたとしても、ひと月5万円は最低かかるでしょう。
- そうなると月々3万円ほどで実家に住めるのは、非常にラッキーなことと言えそう。
今後について考えると...
ここまで見てきたように、今の給料からどれほど家に入れるとか、給料から貯蓄をいくらする等考えることも大切ですが、将来に向けてどうやって収入を増やしていくか、どういうライフスタイルを選択していくかを考えることが何より重要だと思います。
景気が良くなる方向になってはいても、ニュースを見てみれば給料やボーナスがあがるのは一部の人達だけ。結局はまだまだ上がらない給料、それでも上がっていく税金や各種保険料など、先々をみれば不安材料ばかりです。
今後も現状に同じく家に依存し、会社に依存して生活を続けていく、他の選択肢は考えず現状維持だけを考えていく、というだけでは、後々つらい状況になるのは誰もが感じているところ。
経済的に少しでも安定する方向にもっていくためには、今まで以上に新たな収入源を考える必要性が高まって来ていると思います。
こうした状況の中、現在私は自分の体験を通し、先を見越して何かしなければ、と考えている人向けに無料のメールマガジンを配信しています。
詳しくは以下をご覧ください。