就職活動で重視する条件やポイントはこれ!給料より重要視されるものとは?

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社会人としての第一歩を踏み出す就職活動。

現代はAIやテクノロジーの進化が目覚ましく、働き方も多様化していますよね。そんな中で、多くの人が仕事を選ぶ際に本当に大切にしているのは、一体どんなことなのでしょうか?

もちろん給料や会社の安定性も気になるところですが、実はそれ以上に「自分らしい働き方」や「仕事への価値観」を重視する声も増えています。10年前と比べると、その傾向はより顕著になってきているんです。

この記事では、今の時代の就職活動で特に注目すべきポイントや、後悔しないキャリア選択のために知っておきたいことについて、具体的なデータも交えながらじっくりと考えていきます。

会社選びで本当に重視されているのは「コレ」

就職活動で会社を選ぶとき、誰もがまず考えるのが「お給料」のことかもしれませんね。でも、実はそれ以上に多くの人が重視しているポイントがあるんです。

株式会社リクルートマネジメントソリューションズが2024年3~4月に行った「新入社員意識調査2024」の結果を見てみましょう。「就職先の会社を選ぶうえで重視していたこと」という項目では、以前と比べて結構変わっているかも、という結果が出ています。

最も多く挙げられたのは以下。

  1. 「働いている人が魅力的・職場の人間関係がよい」 (39.4%)
  2. 「自分らしく働ける・強みや持ち味を生かせる」(38.3%)
  3. 「仕事内容が魅力的・やりがいがある」(38.2%)

これらがトップ3を占めてます。

「やりたい仕事ができる」が一番に来ると思ったら4番目。5番目に「自分の成長」、6番目に「プライベートの時間の確保」と続きます。

こうした結果を見ると、今の就職活動では、ただ「安定した会社」や「お給料が高いところ」といった昔ながらの価値観だけでなく、「自分らしくいられる場所」や「人とのつながりを大切にできる環境」が、すごく重視されているのがよく分かります。

特に「人間関係の良さ」がトップに来るのは、リモートでのやり取りが増えた世代だからこそ、実際に顔を合わせて働く上での安心感や、温かい交流を強く求めているのかもしれませんね。

またこの「自分らしさ」を大切にする傾向は、SNSなんかで色々な生き方や働き方に触れる機会が多い、今の若い人たちならでは。無理せず、自分に合った場所で力を発揮したいっていう、ごく自然な願いが背景にあるとも言えそうです。

多様な働き方が広がり、個人の価値観が尊重される現代社会の傾向を色濃く出ている感じですね。

抱える「不安」と「キャリア観

会社を選ぶ際に重視するポイントの次に気になるのは、いざ社会に出て働くことになったとき、

  • 今の新入社員がどんな不安を抱えているのか
  • 自分のキャリアをどう考えているのか

実は、ここにも時代を反映した興味深い傾向が見て取れます。

先ほども触れた「新入社員意識調査2024」には、仕事や職場生活での「不安」に関する問いも含まれています。その結果を見ると、最も多くの新入社員が不安に感じているTOP3は以下。

  1. 「仕事についていけるか」(65.0%)
  2. 「上司とうまくやっていけるか」(45.9%)
  3. 「先輩・同僚とうまくやっていけるか」(37.6%)

これは、新しい環境で成果を出せるかという「仕事への適応不安」が最も大きく、続いて「人間関係、特に上司や先輩・同僚との関係構築に対する懸念」が大きいことを示しています。

初めての社会生活で、周囲との関係性をうまく築けるか、チームの中で溶け込めるかといった点が、多くの新入社員の心に引っかかっているようですね。

また「雇用が継続されるか」といった「会社の安定性に対する不安」は3.2%で最下位、というのが結構意外です。終身雇用が当たり前ではなくなってきたことから、「1つの会社だけで働きぬく」という考え方よりも、「別の会社に移ることも普通にある」というキャリア観が浸透している表れかもしれません。

実際に、同調査の「就職先での勤続意向」では以下の結果が出ています。

  • 「現在の会社で勤め続けることにこだわらない・どちらかと言えばこだわらない」が52.1%
  • 「定年まで現在の会社で勤めたい・どちらかと言えば勤めたい」が41.4%

これからすると「一つの会社で勤め上げることをこだわらない」という人が過半数。10年前には珍しかったこの傾向は、もはや「当たり前」のキャリア観になりつつあるようです。

ただ逆に、会社への帰属意識という点では軽くなったと見えることもできますし、何か自分と考えが違うなどあれば会社を辞めてしまう傾向も強くなっている、と見ることもできるのかもしれません。

このようなデータから、今どきの新入社員は「会社ありき」ではなく、「自分自身の成長」や「市場価値」を意識し、必要であれば転職も視野に入れる、より能動的なキャリア観を持っていると見れそうです。

不安を感じつつも、自らの力で道を切り開いていこうとする、たくましい一面が見てとれそうですが、その反面、何か意にそわなければ辞めてしまう危うさもありそうです。

「自分らしい」就職のために

かつてのように、ただ会社の規模や給料の額だけで選ぶ時代は、もう終わりを迎えているのかもしれません。

最新のデータからは、現代の新入社員が、

  • 「職場の人間関係の良さ」や「自分らしくいられる環境」
  • 「仕事内容の魅力ややりがい」
  • 「入社後の自身の成長や社会への貢献」
  • 「本音で話し合え、助け合える心理的安全性の高い職場」や「耳を傾けて丁寧に指導してくれる上司」

といった、より質的な価値を強く求めていることが分かります。

新しい環境への「不安」や、会社に「長くこだわる必要はない」というキャリア観も、今の時代のリアルな気持ちだと思いますし、自立して道を切り開こうとするたくましさがある一方で、少しのミスマッチで離職してしまう可能性や危うさもあるのかもしれません。

これからの就職活動では、目先の条件だけでなく、「自分がどんな環境で、誰と、どういう働き方をしたいのか」という価値観をじっくりと見つめ直すことが何よりも大切になります。

給料や安定性ももちろん重要ですが、それ以上に「ここでなら自分らしく輝ける」「この人たちと働きたい」と思える場所を見つけること。それが、後悔のない、充実したキャリアを築くための第一歩となるでしょう。

今後を考える

就職活動で「自分らしい働き方」を求める今の時代。一つの会社に長く勤めることにこだわらないキャリア観が広がる一方で、帰属意識が薄れる分、何かあれば、すぐに次を探してしまうといったこともあるかもしれません。

1つの会社にこだわらず、いざという時に自分自身で道を切り開く力を持つこと。それは変化していく社会を生き抜く上で、これからますまず重要になる点だと思いますが、会社はいつでも変えられるとしても、それ以外に1つ軸となるものを持つことを考えるのも大切になりそうです。

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