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海外へ旅行する、という場合もそうですが、実際海外へ移住する、という場合は勿論、移住とまで行かないショートステイ、ロングステイでも、やはり心配なのが言葉です。

現地の言葉が理解でき話せれば一番良いですが、それでも英語が使える、使えないで、海外旅行も現地での生活も大きく変わるというものです。

私は幸い日本にいる間に会社に通いながらも英語学校などで習い、日常会話レベル以上には使えるようになりました。

ここでは私の場合はどのように英語を学習したか、その勉強法などを参考までにご紹介です。

ポイントは5点

私の英語レベルは、TOEICで言えば750点ぐらいです。

数値だけ見れば、おぉ、と思われる方、なんだ、それぐらいか、と思われる方、様々と思いますが、まぁ、あくまで参考値ということで。^◇^)ゞ

会社に入った時に初めてTOEICを受けた時は、学生時代に受験英語でそれなりに勉強したこともあり400点ぐらいでした。

この時はリスニングは全然ダメ。

その後、英語とは無縁の生活を送ってましたが、何年か経った後に引っ越しをして、その駅前に英語学校があり(今はもうない学校です)、生活のメリハリと自己啓発のために1年半ほど通ったことが私の英語力を大きく変えました。

その時のポイントは以下5つ。

  • 1)とにかく積極的に話す
  • 2)覚えたことをすぐ使う
  • 3)先生を使い倒す
  • 4)好きな映画のセリフを覚える
  • 5)英語雑誌などの付録のCDをとにかく聞く

では1つ1つご紹介です。

1)とにかく積極的に話す

英語学校に通っても、非常に伸びる人と、通うだけで一向にレベルが上がらない人と2極端なように思いました。

当時よく聞いていた他の生徒の言葉は、

  • まだ英語で話せないから、しゃべらない

というもの。

こちらもよく聞くセリフですが

  • しゃべれないから、しゃべらない、ではなく、しゃべらないから、しゃべれない

何か禅問答みたいですね(笑)

でもこれは子供が言葉を話せる過程に同じだと思います。

大人になると「間違うと恥ずかしい」という気持ちが出てしまって、中々思い切って話す、ということができないかもしれませんが、結局のところ話さなければ、話せるようには絶対なりません。

逆に何か間違ったことを話して、それを指摘してもらえると、それは必ず大きく長い記憶として残り、同じ間違いはしなくなり、正しいことを覚えてどんどんと上達します。

  • 英語が上手な人
    = 積極的に話して沢山間違え、それを指摘してもらえた人

だと思います。

2)覚えたことをすぐ使う

学校では通常テキストを使って進められると思いますが、そうでなくても毎回新たな単語やフレーズなどが出てきます。

  • とにかく新しく出てきたものをその場でどんどんと使うこと

一人で何か参考書などを使って覚えるよりも、実際に習ったことを覚えるほうが、その時の体験、経験があるだけに記憶に残りやすく、更に積極的に使うことで、自分のものにしやすくなります。

しばらくたって参考書やノートを見返してみれば、あ、これ、習った言葉だ、フレーズだ、とかなり記憶が蘇ることからも、その有効性が分かります。

3)先生を使い倒す

先生を使い倒すとは、失礼で人聞きが悪いですね。^◇^)ゞ

最近ではスカイプなどを利用してオンラインで学習する、といったスタイルもありますが、私としては学校に通って先生と直接会話する、それらを通して先生と仲良くなる、というのが断然オススメです。

英語学校で習う、という場合、授業以外にも他の生徒とともに一緒に食事に行ったり飲み会したり、他の先生友達含めて旅行に行ったりと、授業以外にも実際の英語に接する機会が多くあります。

  • その中でも、一番役立ったのが添削です

先生も人であり、積極的に学ぼうとする生徒には積極的に教えようと言う姿勢を持っている方がほとんどです。

授業の課題でも何でもなくても、自分で簡単な日記や、あるテーマを決めて簡単な感想文などを英語で書く。それを先生にチェックしてもらうようにお願いする。

私が学校に通っている間に先生は3人変わりましたが、どの方も快く添削をお受けしていただけ、とにかく気がついたところは全てチェックして欲しい、といった添削結果は、いつも真っ赤っ赤で戻ってきました。

先生自身もうまく説明できない場合もあり、これは意味はわかるけど自然ではない、こう言うのが自然、といったこともとても細かく指摘してもらえました。

特に受験英語の弊害からか、関係代名詞などを使った長ったらしい文章、日本語のように and や but を使ってダラダラとつなげて書くと、

  • これじゃ分からない、文章は短く切れ!

と怒涛のような指摘が返ってきます。

添削結果も、見るだけではなぜ指摘を受けているのか分からないことも多く、授業終了後に時間をとってもらい、1つ1つ説明してもらうことも毎回のこと。

先生にしてみれば1日の授業が終わり仕事が終わったところですが、それでも気がつけば1時間、2時間と付き合ってくれました。

これらが非常に役立ったことは勿論ですが、先生とも仲良くなり、先に出てきた食事に行ったり旅行に行ったり、ということにもつながります。

生徒からは分からないかもしれませんが、先生にしてみれば実は慣れない海外生活。それでも海外に来る、日本に来る、ということは、基本的にその国に興味を持っている場合が多いです。

一人でも現地の人の英語が上達し、英語を通して現地の文化、人々の考え方が分かる、それは先生にとってもとても嬉しいことだと思います。

何よりも教えることで上達する、ということは、やり甲斐にもつながりますし。

先生にとって指摘内容は沢山あるにしても、面白いと思った内容があれば、他の先生にも話が伝わり、

  • 今まで話したこともない先生から、読んだよ、見たよ、と声をかけてもらう、

ということもありました。

4)好きな映画のセリフを覚える

特に私にとってリスニングが一番の課題。

学校に通い始めた頃は、先生が何を話しているのかほとんど分からず、とにかく先生と目を合わさない、こちらに聞かないでぇ!と思いつつ授業を受けていたのが懐かしい。^◇^)ゞ

そんな中、学校以外では、リスニングの上達には映画のセリフを覚えることを良くしてました。私の場合は今や往年の名作となった「Back To The Future」。

  • この映画をこれでもか、というぐらい繰り返し観ています

確かスクリーンプレイ、といった、英語の台本、セリフが日本語訳とともに書かれている書籍を元に、何度も繰り返し聞き取りをしつつ、映画の登場人物とともに一緒に話したり、何度もセリフを聞いたりと、これをかなりしてました。

会話によく出てくる表現を覚えたり、実際の英語の発音を聞き取る力を上げるには、とても役に立つと思います。

ただ、どの映画にすれば良いかは、よく考えてくださいね。

  • 子供向け映画、家庭向きの娯楽映画が、普段使う会話の学習としては良いと思います。

(変なスラング満載の映画は、避けてくださいね)

5)英語雑誌などの付録のCDをとにかく聞く

こちらもリスニング力を上げるのに役立つものですが、例えばアルクの「English Journal」(イングリッシュ・ジャーナル)などの英語教材用の雑誌には、CDなどが付録としてついてくると思います。

雑誌内に掲載されたインタビューなど、実際の英語の音声が収録されているものですが、通勤の行き帰りの中では電車の中でいつも聞いてました。

  • 大抵は始めに雑誌に目を通し、その後に実際にCDなどで聞いてみる

事前にその英文に目を通していると言っても、実際聞くと何言ってんだ?というところが沢山出てきます。そこはまた後で雑誌で確認する、といった繰り返し。

文字で見れば分かっても、

  • 実際その単語なりフレーズの発音がどのようにされているかが分からない場合は、全く聞き取れません

それを確認しながらCDを聞いてみるんですね。

今でも思い出すのが「first of all」という言葉。

あるインタビューの中で女性が話を始める前に「first of all, ...」(まず始めに ... )と言って話し始めるわけですが、これがどう聞いても「festival」(お祭り)に聞こえて、何言ってんだ?この人、と電車の中で考えたことを思い出します。

また「multiple」という単語もそうです。こちらは学校の授業中のことですが、文字としてみれば分かりますが、実際の発音は「モルティポー」のような感じに聞こえて、やはり、この人達、何喋ってるの?となってました。

単語と実際の発音が全く結びつかず、かなり悩んだ思い出です。

自分の意見が言えるようになるには

日本人的には「英語で自分の考え、意見が言える」ということが英語学習する上で最も大切なことの1つだと思いますので、そういった意味では

  • 日記をつける、それを添削してもらう

ということがとても効果があると思います。

日本語を例に考えてもらえば分かりますが、普段自分が使う単語や言い回しは決まっています。

日本語にしても、テレビや雑誌で流れる単語やフレーズは大体でも分かれば良いのであって、

  • 全てを使いこなせる必要は全くありません

自分がよく使う単語、フレーズは日記をつけることで何度でも登場して来ます。最初こそ辞書などでいろいろと調べたりしますが、それも繰り返し行っていると自然とそれらを覚えいくんですね。(辞書を引かなくても使えるようになる)

すると、会話している時に、パッとひらめき自分の言葉として会話で使えるようになるんですね。

お!確かにそうだ!と思われたあなた!是非試してみてください。

今後を考える

上にあげたことの他にも「Student Times」(Japan Timesの英語学習者向け)の日本語訳のついた新聞を流し読みしたりしてました。

その掲載されている内容が面白く、英語を覚える、というより、スキマ時間を活用して英語に馴染む、慣れる、といった利用の仕方です。

とにかくどんどん使う、慣れる、継続する、が英語の上達には一番重要なことだと思います。

なにやら私が取り組んでいるネットビジネスの話をしているようですが、何でも基本は同じ、ということですね。

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