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主婦の家事、時給や日給に直すとどれぐらい?年収換算で200万!?

家事を如何にこなせるかで普段の生活も大きく変わる主婦の方々。
炊事、洗濯、掃除にと、毎日家庭のためにがんばります。

働きに出ている旦那さんも関心があるかもしれませんが、その頑張る主婦の働きはお金に換算するといくらぐらいになるのでしょう?

ここでは、家事にかける時間なども含めて、家事の給料換算を一緒に見てみましょう。

家事にかける時間

まずは、家事にどれほど時間をかけているかから見てみましょう。

前提としては、6歳未満の子供を持つ夫婦の場合ですが、妻が専業主婦の場合と共働きの場合を各々見てみます。

※)データの参照元:総務省統計局 – 我が国における家事関連時間の男女の差

家事にかける時間:夫、妻を比べてみる

まず具体的な時間は以下の表のとおり。(数値:時.分)

妻-仕事なし夫-仕事あり妻(共働き)夫(共働き)
20068.400.595.370.59
20118.531.066.081.10
20169.251.156.101.24
20219.241.476.331.55

これをグラフ化して分かりやすくしたのが、以下の図です。

これは「家事関連」のデータですが、
この中には「家事」に加え「育児」「買い物」「介護・看護」が含まれます。

男性(夫)の場合、共働きでもそうでなくても家事関連にかける時間はあまり変わらず、でも女性(妻)の場合は、2時間から3時間も変わるようです。

不思議なのは、男性(夫)は少しずつですが家事関連の時間が増えてますが、女性(妻)の方がその分減っていると思いきや、実は共働きかどうかに関係なく、妻の家事関連の時間も増えてます。

なぜかを見てみると、家事自体や介護・看護・買い物の時間は減っているようですが、それ以上に「育児」の時間が増えてきているようですね。

【妻:共働きの場合】

共働き2006年2021年増減
全体5.376.330.96
妻:家事2.532.37-0.16
妻:介護・看護0.040.03-0.01
妻:育児2.083.421.34
妻:買い物0.320.29-0.03

共働きの場合も、2006年と2021年を比べると、育児が1.34時間増えてます。

【妻:仕事なしの場合】

仕事なし2006年2021年増減
全体8.49.240.84
妻:家事4.023.44-0.58
妻:介護・看護0.030.02-0.01
妻:育児3.54.561.06
妻:買い物0.450.42-0.03

仕事のない場合も、育児が1.06時間増えてますね。

仕事がない場合というのは専業主婦のことを指すと思いますが、共働きでも2021年では6.33と多いのは、正社員も含めて、パートやアルバイト、自営業などが含まれているというのは分かりそう。

世界的にもこの傾向は同じ?

女性(妻)の家事関連の時間がまだまだ長いように見えますが、他の国も同じなのかも見ておきましょう。

同じく「6歳未満の子どもをもつ夫婦」という条件で国際比較したデータが以下。

※)2016年と古いデータになりますが、上で見たデータも妻の家事関連時間の減少はあるものの、極端に変わってないので参考になると思います。

仕事と家事・育児・介護の両立に関する現状と取組事例(内閣府 2016

これを見ると、アメリカやイギリス、フランスなどに比べて、日本の家事時間は以下となってます。

  • 妻の家事関連の時間:他国に比べて「1時間から2時間長い
  • 夫の家事関連の時間:日本では他国に比べて「1時間~2時間短い

この数値から「だから夫はもっと家事に参加せよ」ということではなく、実際、そんな単純な話ではないんですね。

たとえばこの表の下2つはノルウェーとスウェーデンですが(なぜこの表にそれらの国を載せてるか意図が分かりませんが)、これらの国では「残業は非効率」という考え方が多いようで、17時退社が普通なのだとか。(そうなると、家庭でも家事や育児に参加しやすいですよね)

また国によりますが、欧米では、企業側が家庭参加する父親を支援する文化が広がっていたり、リモートワークや時短勤務制度が普及しているなど、父親(男性)の働き方の違いが大きく影響しているという見方も出来そうです。

妻の家事関連の時間を短縮するなら、これまで以上に、社会の仕組みもそうなるように変化させていく必要があるようです。

家事の時給や日給

さて、そんな家事をお金に換算するとどうなるでしょう?

「家事の対価を月給に換算した場合、夫より高い月給をもらってもよいか?」という問いに対して、主婦の3人に1人以上が

夫と同等以上の給料をもらっても良い

と考えているとか。

その結果、平均すると「主婦の考える自分たちの給料」は以下となってます。

主婦の考える自分たちの給料

  • 月収:16万円
  • 日給平均:6,200円

※)年収で換算するとおよそ200万円

これはあくまでアンケート調査の結果で主婦が自ら考えている数字。

数字の根拠は、多分夫の給料と比べてなんとなく、というところだと思いますが、家事代行サービスと比べてみてみましょう。

代行サービスと比較する

家事代行サービスも沢山ありますが、
ここでは以下のサービスと比べてみます。

上の方で見たように女性の家事にかける時間は、専業主婦の場合、平均9時間24分。また、共働きの場合でも平均6時間33分。

ここでは計算を分かりやすくするために、専業主婦:9時間共働き:6時間として見てみましょう。

また、家事代行サービスはプロの仕事ということから、目的の作業にとにかく集中し、迷わず手際よく、効率的に進める、と考えると、「一般の人の家事1時間」=「代行では40分」で済ませられる、と仮定してみます。

  • 主婦:9時間 ⇒ 代行:6時間
  • 主婦:6時間 ⇒ 代行:4時間

また代行サービスには家事を行う範囲も料金によって色々あり、今回は料理を含んで家事全般をこなす「デラックス」を選択します。

  • 基本全てをこなすデラックス
  • この場合、時給 3,800円
  • 消費税、交通費などは考慮しない

時給、結構高いですね!(計算するのが怖い)

ではこれで計算してみると、以下になります。

  • 主婦(仕事なし)9時間 ⇒ 代行 6時間:22,800円 / 日
  • 主婦(共働き)6時間 ⇒ 代行 4時間:15,200円 / 日

まず日給が凄いことになりました。

これで月30日稼働するとして計算すると...

  • 主婦(仕事なし)9時間 ⇒ 代行 6時間/日×30日:68万4千円 / 月(年収820万)
  • 主婦(共働き)6時間 ⇒ 代行 4時間/日×30日:45万6千円 / 月(年収547万円)

普通に代行に置き換えて計算してみると、年収200万どころではなく、かなりの高給取りになりそうです。

ただ、こうした計算から「主婦はこれだけの給料を夫から貰えるのだ」と考えると、現実にはそうはいかないと思います。

そんなことをすると旦那さんは破産してしまいますし(笑)、それだけの費用を請求されるとなったら、「家事は育児だけで、その他は1週間に1回でいいし、自分のことは自分でするから」みたいな、何かトゲトゲした感じになっても困りもの。

すべてを代行に置き換えて、かつ、それを毎日頼んだ場合には、という計算をするとこうなる、というだけであって、一概に比較は難しいですね。

まとめ

  • 妻の家事にかける時間(6歳未満の子供を持つ夫婦の場合)
    • 共働きでは、およそ6時間30分
    • 仕事なしでは、およそ9時間20分
  • 主婦の考える自分たちの給料
    • 月収16万円
    • 日給平均6,200円
    • 年収200万円相当
  • 代行サービスで給料換算
    • 基本全てをこなすデラックス、時給3,800円、効率よくこなすことを前提に計算
    • 妻(仕事なし)9時間 ⇒ 68万4千円 / 月(年収820万)
    • 妻(共働き)6時間 ⇒ 45万6千円 / 月(年収547万円)

最後は代行サービスで日給や年収などを計算してみましたが、単純に計算するとかなりの高給取りになりますね。

ただ、代行サービスは代行してくれた人が丸々もらえるわけではありません。半分または1/3ぐらいが取り分だとすると、実質月額15万円~30万円と計算できるかも。

それにしても、かなりの金額になりますね。

今後を考える

今後の家事のあり方について考える上で、やはり注目すべきは主婦のパワー。家事は勿論、家族を様々な面から支える一家の大事な柱です。

今の日本の経済状況を考えれば、夫の給料も中々上がらない、それでも消費税のアップや高くなる保険料、将来を見た時の年金不安といった先々への不安もつきません。

家計を助けるために働きに出る場合も多いと思いますが、これからは会社やパートで働くといった、かつては当たり前だった選択肢もよいですが、今の時代、それ以外にも実は選択肢はある、ということを考えていく必要もあるでしょう。

今現在、私はそういった会社やパート以外でなんとかしたい、と前向きに色々考え行動しようとしている方向けにメールマガジンを配信しています。

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