今は誰もが何かしらのストレスを感じながら過ごしていると思いますが、
「女性は男性よりストレスを感じやすい」
「その差は8倍にもなる」
ということも言われてます。
この「8倍」という数字、一説には論文もあるとのことですが、果たしてどれほどの根拠があるのでしょうか。
ここではその8倍という数字、女性の職場でのストレスとその発散方法などを一緒に見てみましょう。
女性のストレスは男性の8倍?その真相
一部で噂されている「女性のストレスを受ける度合い」について、かなり以前から以下のように言われてます。
「女性は男性の8倍の身体的ストレスを受ける」ことが、科学で証明されたようだ
元々は誰かがX(ツイッター)で流した情報のようですが、この「科学的に証明された」というところ、何を根拠にどう証明されたのか、実は元となるデータや記事がないので、この話は信じられる情報かどうかは分かりません。
何かの論文でかかれているのかとも思いましたが、ネット上にある説明では、根拠となる論文からの引用などが一切なく、日本語だけでなく英語で検索しても、その根拠は出てこないようです。
よく使われる内容としては、
「身体的ストレス」ということから始まって、最後の締めに、
付き合っているカップルがいたとしたら、
彼女は彼氏の8倍の悲しみを隠して毎日笑っている。
など、なぜか「身体的ストレス」から「精神的ストレス」にすり替わった結論にしつつ、だから女性がかわいそう、だから男性は女性には及ばない、みたいな話になることもあるようです。
これを受けてネットでは、そうなんだ、等々色々なコメントがあったりしますが、皆ソースはどこかがわからない様子ですが、これが元かもという情報としては「ブロークンハート症候群」がありますね。
ブロークンハートシンドローム
女性のストレスなどに対して、
8倍という数字を調べてみると以下の様な情報がありました。
こちらは8倍に近い9.5倍ですが、
アメリカの全国紙USA TODAYのニュースサイトで、以下があります。
ブロークンハートシンドローム(たこつぼ心筋症)は、
女性の罹患率が男性に比べて7~9倍
ブロークンハートシンドローム(ブロークンハート症候群)とは、アドレナリン、その他のストレスホルモンが心臓に流れ込み、心臓のポンプ機能がうまく働かなくなってしまうもの。心臓発作と同じような症状を起こします。
このブロークンハートシンドローム、1990年頃日本人医師によって発見され、正常に収縮しない心臓の左心室の形をたこつぼに例えて「たこつぼ心筋症」と命名されています。それがそのまま名前となり、英語でも「tako-tsubo cardiomyopathy」なんていう、日本語が正にそのまんま英語名になった面白い例。
「ブロークンハート」という名前からして悲しい時だけに起こるかと思えば、「宝くじにあたって大喜び」といったような大きな喜びでも起きるのだとか。
55歳以上の女性は、55歳未満の女性の3倍、
55歳未満の女性は、男性の9.5倍かかりやすいということから、
- 55歳未満の女性:男性の9.5倍
- 55歳以上の女性:男性の9.5倍x3倍 = 約30倍?
いずれにしても、女性は男性に比べて瞬間の大きなショックに対して非常に大きな影響を受ける、ということです。
しかし、日本の平均寿命を見てみると女性の方が男性より長いことから、女性は精神的ショックを受けるのも大きいですが、身体的にもその分強くできている、ということでしょうか。
働く女性のストレス
女性のストレスについて、「働く女性」というところで20代~40代の働く女性を対象に実施した調査があります。(実施:エステティックサロンSBS TOKYO)
この調査では、働く女性が受けるストレスとしては以下の様な結果が出てますね。
- 最も多い回答は「仕事に関すること」(63.7%)
- 次が「職場における人間関係」(50.3%)
- 3番目に「収入や家計に関すること」も36.3%

喜びも悲しみも大きなショックを男性より断然受けやすい女性。
その中で働く職場では勿論ストレスの1位は仕事ですが、二位には人間関係が来ています。そして3番目には収入や家計。
女性は男性よりも集団を作りやすいと思いますが、それにより人間関係から受けるストレスも男性より多いかもしれません。
上で「8倍」という数字を見ましたが、ストレスの他にも
女性は男性よりも8倍の共感能力を持っている
という話もあります。
つまり相手に共感しやすく、そのため男性から見て「よくもまぁそれだけ話すことがあるな」と驚くほどの長電話をしていたり、集団を作りやすくするようです。
女性こそ煩わしい人間関係から離れて、場所を選ばない副業などに才能を発揮したほうが良いように思うんですがどうなんでしょう。
ストレスの発散法は?
そんな働く女性たちのストレスの発散方法をみると、トップ3は以下。
- 「食べる」(54.3%)
- 「寝る」(52.3%)、
- 「ショッピング」(31.0%)
なにはなくとも食べて寝る。
やはりストレス発散にはこれが一番のようですね。
ショッピングは何かを手に入れることで、欲求が満たされる、ということから3番手につけてます。
たくさん食べてとにかく寝る!
明日もみんな頑張りましょう!
まとめ
- 女性は男性の8倍の身体的ストレスをうけると言われているが、科学的に証明された元データがない。
- 「8倍」に近い数字では、ブロークンハートシンドローム(ブロークンハート症候群)があり、女性は男性より9.5倍かかりやすい、と言われている。55歳以上では9.5倍の更に3倍の約30倍!?
- 働く女性のストレスでは、
- 第一位「仕事に関すること」
- 第二位「職場における人間関係」
- 第三位「収入や家計に関すること」
- 女性は男性よりも8倍の共感能力を持っていると言われることから、余計に人間関係に敏感でストレスが溜まりやすいとも考えられる。
会社や組織で働く、ということは、つまりは人間関係の中で働くということ。女性でも男性でも人間関係には必ずストレスがつきまといます。
上司、同僚に、先輩、後輩、事務の人。他にもお付き合いのある会社やビジネスパートナーなど、嫌でも付き合っていかなければならない相手が多く、その関係も複雑です。
誰もが人間関係のストレスは抱えながら働いているものですが、そのストレスに耐えられず、精神的にまいってしまう人もでてきます。でも、会社勤めが辛い、人間関係が辛い、という場合にあH、別の選択肢が世の中には沢山あることを知るのも、とても大切なこと。
今現在、私は自分の経験から、そうした会社で働くこと以外で収入を得る選択肢を持ちたいと考えている方向けに無料のメールマガジンを配信しています。
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