かつてサラリーマンだった自分もそうですが、会社勤めをしている方々は、常に色々と不安を抱えながら仕事をされていることでしょう。
その不安はなんなのか?どうしたら解決できるんでしょう?
ここでは、もしかしたらその不安の解消の糸口になるかもしれない、ということで私の経験も含めて不安について紹介しています。
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かかえる不安
私もそうだったように、サラリーマンとして会社勤めをしている方の多くは、日々色々と不安をかかえていることと思います。
これは何もサラリーマンに限らず、自営業の方はもっと不安を抱えているのかもしれませんね。
仕事のこと、家庭のこと、健康のこと、恋愛や結婚、将来のこと。
若い頃はイケイケで仕事をこなし、それこそ怖いもの知らずで突き進んだ方も、30代、40代、50代とキャリアを重ねるごとに、
果たしてこのままでいいのか?
と漠然とした不安をかかえる方も実は多いのかも知れません。
いや、これは私の経験ですけど。
自分への問いかけ
私の場合の不安は、今から振り返ってみれば、以下の様なものでした。
- 漠然とした将来への不安
- 今のままでいいのか?という漠然とした自分への問いかけ
- このまま今の仕事を続けていくとどうなるのか
- 自分のやりたいことは、今の仕事ではないぞ。どうする?
- 経済的不安
現場で仕事を実践するプレーヤーからマネージャーへと仕事もかわり、人を管理して動かす、というポジションに変わったことも背景にありました。
住宅ローンなどを含めた将来への経済的不安もありましたが、根底にあったのは、今のままでいいのか、という自分への問いかけ。
不安、というより日々の中での不満、そこからつながる将来への不安、というのもありましたが、それにも増して日々心の中で大きくなるのは、ここまま今の仕事を続けて行くとどうなるのか、という仕事と将来に対する自分自身への問いかけ、そして答えが見いだせないための不安でした。
不安だから更に不安になる、とでも言うような感覚です。
不安とは
不安は、その1つ1つを解決することが毎日の生活にとってともて大切です。
私の場合はタイミングなどもあり、その解決には会社を離れること、という結論に達しましたが、いろいろな不安に対する解決には(禅問答みたいですが)「そもそも不安とはなんなのか」を知ることが大切です。
不安とはそもそも何なのか?
定義を改めて見ることも場合によっては大切です。
以下コトバンクより「不安とはなにか」を見てみると、
(少し私なりの表現に変えてます)
- 「恐れ」が対象がはっきりしているのに対し,「不安」は本人にも明瞭でない。
- 「不安」とは、特定の対象をもたない恐れの気分。
「これといって名指すことのできない」ものに脅かされているのを感じる感情。 - 気がかりなこと。心配なこと。
- 「恐怖」が特定の対象にひるんでいる感情であるのに対し、「不安」とは、対象のないものに対して、ひるんでいる感情。
不安への解決
改めて「不安」の定義をみてどう思ったでしょうか?
定義からも分かるように、不安を一言で言えば「分からないことへの恐怖」。つまり「分からない」から不安になるわけです。
(何か昔「ジョジョの奇妙な冒険」で聞いたようなセリフですね。エジプトに到着して、チャリオッツを操る...名前が思い出せない。お城の中での会話だったような...)
- 不安とは「分からないこと」
「分かること」が大切
「不安」が「分からないこと」であれば、逆に不安を取り除くには「分かること」。
1つ1つ調べたり仮設を立てたりすることが大切です。
いろいろと調べた結果、仮説を立てた結果、それが悪いものになったらどうしよう?という不安も勿論あります。でもそんな事を言ってたら何も解決しません。
そういう場合には次の段階へ進めばいいのです。
つまりそうなった場合のために「対策を立てる」です。
対策を立てる
不安のままの状態では、流されて生きるだけ。
次の段階「対策を立てる」ことで、それが目標にもなり、不安の中で過ごすより、対策に向けて進む、といった具体的で前向きな行動に変えることが出来るのです。
「分かること」ができれば、それを「他の人へ伝える」こともできます。
「対策が立てられない」という場合にも「他の人へ伝えること」ができれば、つまり「具体的に相談ができる」ことにつながります。
自分だけや家族で解決できないものでも「分かること」ができれば、「他の人へ伝える」ことができるようになり、「対策が立てられない」のであれば「専門家に相談する」こともできるようになるんですね。
振り返って言えること
サラリーマンだった私が今振り返って言えること。
それは、不安に思うことがあれば、まずは恐れずにそのためだけに時間を取り、その気持と向かい合うこと。
1つ1つブレイクダウンして詳細化してみることが不安解消の第一歩。
結果を知ることの恐怖、というのも勿論有りますが、それを知る前に不安がってばかりでも時間が過ぎていくだけで、結局は何も解決して行きません。
大き過ぎる問題と思っても、実は細かく砕いて1つ1つを実行、解決することで全体として解決していく、ということもあるでしょう。
何やらまるで仕事の解決法を言っているようで変な感じですが、そうしてまた新しい道や考えも開かれていくのだと思います。
まとめ
私の経験も数ある解決策の中の1つ。抱える不安も人それぞれ。
その解決には、まずは「不安とは、分からないから不安に感じる」と知るころから始めてみてはどうでしょうか。そして具体化し、詳細化して、対策を考える。
不安を具体的に考えることで新たな目標へと変わります。
今後を考える
会社に働くサラリーマンは勿論、自営業の方、家を守る主婦の方も等しく不安を抱えていることでしょう。
何を隠そう、早期退職して海外に暮らす私も、勿論不安を抱えながら日々を過ごしてます。
今は特に円安の打撃を肌で感じてたりしますが(笑)、本当にこのまま自分の思っている道を進んで間違いがないのか、どこかで経済的にもまずい状況に追い込まれやしないか。ビザか何かの関係でこの国に住めなくなって日本に強制送還されないか(いや何か悪いことをしているわけではないですよ)、妻に捨てられやしないか(いや冗談です)
などなど、こうして書き出すと結構ありますね。
サラリーマン時代とはまた一風異なる不安を抱えてたりしますが、いずれにしても1つ1つ向き合っていくしかありません。
サラリーマンでは、生活の基盤を会社の給料に全て依存しています。様々な不安は、突き詰めて考えれば会社が起点。
こうした状況の中で、今後も会社に依存し続ける、他の選択肢を持たず現状維持だけを考えていくとなれば、後々つらい状況になるのも十分予想されるところです。
少しでも安定する方向にもっていくには、会社への依存度を下げるため、会社以外にも新たな収入源を考える必要性が高まっているでしょう。
現在私は自分の体験を通し、こうした先を見越して何かしなければ、と考えている人向けに無料のメールマガジンを配信しています。
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