婚活における重要な判断材料の1つ「年収」。
LIMOによる調査では、男性からみた女性の年収は「こだわらない」が4割、女性から見た男性の年収は半数以上が400万円以上(500万円以上は約2割、600万円以上は2割弱)でした。
結婚では経済力、つまり年収が1つの大きなポイントになりますが、自己申告である婚活では少しぐらい盛ってもいいかと、実際以上に大きな収入を言ってないかが気になりますよね。
ここでは婚活で年収を偽ることのリスクと、相手の年収の真偽を見抜くためのヒント、そしてもし「自分の年収に自信がない」と感じているなら、どのように考え、行動すれば良いのかについてみていきます。
男性、女性の希望額は?
婚活の最重要ポイントの1つである「年収」。
別の記事によれば、男性から女性、女性から男性への収入の希望額について、
- 男性側では「こだわらない」が4割以上。
- 女性側でも「こだわらない」が2割と一番多く、500万円以上、600万円以上、400万円以上と続きます。
参考)婚活の男性、女性の年収希望額の実態は?500万以上が意外に多くない!?
男性側では「こだわらない」派が4割以上とかなり多いことから、女性からしてみれば、年収をそのまま言っても相手が普通に受け入れてくれる場合が普通でしょう。
逆に受け入れてくれない(つまりもっと高い年収の人を男性が望む)場合は、自信がないとか依存率がたかくなりそうなどから、女性自身にいくら収入があって避ける場合もありそうです。
女性側でも「こだわらない」が2割と多いですが、半数以上が400万、500万、600万など望んでいるようです。
え?自分の年収はそのラインに届いてない、などあると思いますが、そうした場合、多少の嘘というか、数字を100万円ぐらい盛ってもいいよね?などと考えてたり、実際やっている方もいるかもしれません。
今回はそこのところをしっかり考えていきましょう。
年収を盛るのは絶対NG!
婚活はある意味競争です。
婚活パーティーなどがその代表ですが、年収は自身のスペックの中でも最も注目されるものの1つ。
多くのお相手を候補としたい場合にはスペックを上げておくことが大切ですが、だからといって嘘をついて数字を盛ってはいけません。
例えば、実際年収が300万円なのに500万円としていたり、年収400万円のところ700万円とか1000万円とか、もうこうなると完全NG。
本当のことが分かったら、当然相手にされなくなりますし、それは年収だけの問題ではなく人としての信頼にかかわる話し。(要は、信頼できない人との結婚などあり得ない、ということころ)
また、その真実が分かるまでにかかった時間は無駄になり、相手に多大な迷惑をかけることにもなります。
どれだけなら許容されるか?
では、これぐらいならNGではないよね?というラインがあるかと言えば、そもそもその発想自体がNGです。
考えてみてください。
相手から見たらどう見えるのか?
将来結婚をするかも知れない相手、そして結婚後の生活基盤の前提である年収、それが実は違ってました、嘘でした、となったら、いくら少額でも、やはり信用ガタ落ちになるのは分かると思います。
焦るばかりに数字を少し持ってみる、みたいな気持ちは絶対なくし、収入が少なく見えそう、というなら、仕事をさらに頑張りつつ、他の魅力を付けていく、というのが正しい考え方や行動になると思います。
年収の嘘を見破るには?
そうはいっても、中には年収に対して嘘をついている人もいるかもしれません。では年収の嘘を見破るには何か手立てがあるのでしょうか?
年収は正確には分かりませんが、大体このくらい、と推測することはできます。
仕事の情報
年収は基本は仕事の内容からある程度推測できます。
- 自営業か、サラリーマンか、公務員か。
- 職種は何か、医者なのか、弁護士なのか、技術者なのか事務なのか。
- 役職は何か、役員なのか、部長、課長なのか、平社員なのか。
例えば、名も知らない企業で、職種がセールス、役職はただの平社員か主任、それで年収1000万ありますとか言われても、これはかなり不自然でしょう。
何か不自然さを感じたら、そうした情報を元に、自分でインターネットなどで調べてみると、おおよその年収帯が分かるはずです。
(たとえば「企業名 職種 役職 年収」などで調べてみるってわけですね)
また、相手との会話の中で、いくつかの質問を自然な形でしてみるのも有効です。
- 職業が医者、ということなら「どんな手術が大変ですか?」
- 弁護士であれば、「どんなケースが難しいですか?」
など、YES/NOで答えられない質問をしてみると、相手の反応や雰囲気から察しがつくこともあります。本当にその職務を経験していれば、実感がこもった答えが返ってくるはずで、たとえその内容に詳しくなくても肌感覚で本当らしいかそうでないかは伝わってくるものです。
またこれはよく言われることですが、人は年収に見合う物(車や時計、家など)や交友関係、趣味などを持っていることから、聞いている年収と実際話に聞く車や趣味の話を照らせ合わせ、本当かどうかの目安がつくかもしれませんね。
高収入で趣味は海外旅行、と言ってる割に、この前行ったのはいつですか?なんて聞いたりしても既に何年か前の話だったりすると、何か違うな、という感じにもなりますね。
本当に経済的に余裕があり海外旅行が趣味であれば、もっと頻繁に訪れているはずだと考えるのが自然ですよね。
別に探りを入れる訳でないですが、詳しい質問をして相手の反応を見ると、それが真実かどうかが伝わって来るだけでなく、相手の人柄や考え方もよく伝わってきます。これは相手と自分の価値観が合うかを知る上でもとても大切なことになるでしょう。
まとめ
- 婚活で年収の数字を偽るのは全体にNG。
- 最初はお付き合いがスタートしても、いつかは破たんする。
- 相手の年収を推測するには、仕事内容を詳しく聞く、所有物や趣味の話が年収相応のものかよく聞いてみる
- 仕事内容から、おおよその年収は推測できるし、よく分からなければその情報を元にネットで知れば得てみるのがおすすめ
男性も女性も、結婚といった人生における大切なステージだからこそですが、少しでも自分を良く見せようと見栄を張り、結果として嘘になってしまうこともあるかもしれません。それでも相手の気持ちや今後を考えれば、これはさすがにNGだな、ということは分かるはず。
何が大切なことなのか、目先にとらわれず誠実な姿勢で婚活に臨みましょう。
今後を考える
結婚後の生活を具体的にイメージすると、やはり経済的な基盤は無視できないというか、それが結婚後のベースになると考えると、なくてはならない重要な要素。
恋人同士のうちはあまり気にならなかったお金のことも、一緒に暮らすとなれば話は別。安定した生活を送る上で、経済的な余裕は必ず大切になってきますし、その余裕があってこそ、心の余裕も生まれて幸せな結婚生活が送れるというものです。
今の日本は経済が停滞し、なかなか給料が上がらない状況が続いていますし、結婚費用や将来の老後資金など、お金の心配は尽きません。結婚するかどうかに関わらず、誰もが経済的不安を抱えている時期がもう何十年と続いている、というのが現実なのでしょう。
これから結婚を考えたり現在の生活をより豊かにしたいと望むなら、新しい収入の柱を築くことが、これまで以上に重要になっているのは間違いないと思います。
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