仮にブログA、ブログBという複数のブログを運営していて、Aのブログの記事をBのブログへ移動したい、という場合があります。

要するに記事の引っ越しですが、普通にAのブログにある元記事を削除して、Bのブログに新たに追加すればよいか、というと、そこは「ちょーっと待ったぁ!(≧◇≦)」です。ここは正しい手順を踏まないと、折角その記事に集まっていたアクセスがなくなってしまう恐れがありますね。

ここでは、グーグルの情報を元に、どんな手順が必要で、実際どうすれば良いのか、順を追ってみてみましょう。

記事を移行するためのグーグルの情報

グーグルの情報を確認すると、サイトごと引っ越しする内容を含めていくつか公開されていますが、記事の移行については以下に書かれています。

この2つの記事に色々と書かれてますが、これらから分かるのが以下の2点。

  • 記事の引っ越しにやるべきこと
    • 1)rel=”canonical”の設定(元記事に設定)
    • 2)301リダイレクトの設定(元記事から引越し先への設定)

1)のcanonicalの設定については、グーグルではこの記述を「ヒントとして扱う」と解説されています。(意図したとおりにグーグルが認識するとは限らない)

canonicalの補足としては以下の情報もありますね。
【グーグル】rel=canonical 属性に関する 5 つのよくある間違い

canonicalの設定が良く分からない、という場合には、最低限2)の「301リダイレクトの設定」をしておけば良い、ということになりそうです。

ここで、まず各々どんなものかを簡単に見ておくと、...

1)rel=”canonical”の設定について

canonicalとは、類似するコンテンツがある場合にどのコンテンツを優先させるか、という設定です。記事の引っ越しでは引っ越し先を指定して(語弊がありますが)こちらを正しいとして見てください、と宣言することになりますね。

記述の仕方は、ヘッダーに以下を記述します。
(http://xxxx.com/ は引っ越し先の記事のURL)

※)補足
canonicalは同一ドメイン内でのみ有効、と言われてましたが
グーグルは2009年よりクロスドメイン(別のドメインとの間)でも対応されています。

2)301リダイレクトの設定について

「301リダイレクト」とは、URLが変わった場合に、元のURLから新しいURLに転送することです。(元記事のURLがクリックされたら、自動的に新しいURLにジャンプする)

この301リダイレクトを使うことで、検索エンジンにはURLが変わったことをお知らせし、元々の評価(つまり検索順位など)も引き継がれる、という形になるんですね。

  • ※)評価が全て引き継がれる、というものではなく、アクセス減になる場合もあるようです
  • )また引き継がれるのには1週間、2週間、といった単位の期間が必要のようです

では、具体的に記事の引っ越し手順を順に見ていきましょう。

以下では、

  • もともとの記事があるサイトを「旧サイト」
  • 引っ越し先のサイトを「新サイト」

として説明しています。

新サイトの対応

まず、引っ越し先のサイトで、引っ越した記事を公開します。

引き続き、以下の旧サイトの対応を行います。

旧サイトの対応

1)canonicalの設定

まず、旧サイトでcanonicalがそもそも設定されているかどうかを確認します。

ブログのソースを見て確認しますが、グーグルクロームや、エッジなどのブラウザでは、ページ上右クリックすることで「ソースを表示」といったメニューが出ますのでそれを選択。

その後、CTRL+F や、検索メニューなどから、canonical の文字列があるか、調べてみてください。

グーグルクロームで右クリックしているところ

↓↓↓↓↓↓

ソースを表示した後、CTRL+F で「canonical」を検索したところ

ここで見たように以下の文字列があれば、canonicalが設定されている、となります。

<link rel=”canonical” href=”xxxx”>

こういった文字列がなければ、特に canonical は設定していない、ということですね。

  • ※) 事前確認
    • 利用しているテーマによっては、記事個別に canonical が設定できるものもあります(賢威など)。
    • 記事個別に設定できるテーマをご利用の場合は、ここでの対応は必要ありません。その機能を使って、記事個別に canonicalを設定すればOK。
    • 以下のcanonicalの設定はスキップして301リダイレクトの設定を見てみてください。

canonicalが設定されていた場合

1)canonicalの設定削除

上で確認したように、すでにcanonicalが設定されていたら、その設定しているプラグインの動作を停止、または、テーマ自体が自動で設定していたら、以下を行うことで、設定削除します。

※)これをしておかないと、新たに設定する canonical の設定とダブってしまって、検索エンジンに認識してもらえなくなる

canonicalの設定削除のために、functions.phpに以下を追加します。

※)functions.phpの操作は慎重に! 間違うとサイトが動作しなくなります

「外観」→「テーマの編集」を選択

↓↓↓↓↓↓

「テーマのための関数」(functions.php)を選択

↓↓↓↓↓↓

remove_action(‘wp_head’, ‘rel_canonical’); の記述を追加

↓↓↓↓↓↓

最後に「更新」をクリック!

以上が終わったら、再びソースを確認して、canonical の設定が解除されたか確認してみましょう。

2)プラグイン(All in One SEO Pack)のインストール

上でcanonical の設定を削除したように、もともとcanonicalの設定があった場合には、その状態を再び再現できるよう、ここでは「All in One SEO Pack」というプラグインを利用します。

このプラグインはSEOに関する多くの設定ができるものですが、canonical をブログ全体、記事個別、と設定する機能があるんですね。ということで「All in One SEO Pack」をインストールして有効化します。

  • 「プラグイン」→「新規追加」→「All in One SEO Pack」を検索→「インストール」→「有効化」
3) All in One SEO Pack の設定

その後、管理画面で「ダッシュボードの」の下あたりに表示される「All in One SEO」→「一般設定」を選択。

↓↓↓↓↓↓

  • ①「Canonical URL」にチェックを入れる
    • ブログ全体に、canonicalの設定がされます。
  • ②「カスタム Canonical URL を有効化」にチェックを入れる
    • 記事個別に、canonicalの設定ができるようになります。
  • ③ その後「設定を更新」をクリック!

「All in One SEO Pack」 のその他の設定は、とてもここでは解説しきれませんので(笑)他のブログの解説をご参照ください。

4) 元記事のcanonicalを設定

「All in One SEO Pack」の設定をした後は、元記事の編集画面に入ります。

編集画面の下の方に All in One SEO Pack の設定画面が表示されるので、その中の「カスタム Canonical URL」に引っ越し先の記事のURLを入力します。

引っ越し先の記事のURLが「http://xxxx.com/」の場合には、以下のようになりますね。

その後、記事を更新します。

記事を更新したら、記事を表示してそのソースを確認してみてください。以下のように canonical が設定されていたらOKです。

canonicalの設定が一つだけになっているかは、改めて確認してみてください。

canonicalが設定されていない場合

サイトに元々canonicalが設定されていない場合の解説です。

1)プラグインのインストール

上で見た「All in One SEO Pack」は設定が沢山あってややこしいので、もともとcanonicalを設定していない場合には、「Canonical SEO Content Syndication WordPress Plugin」を使うと非常にシンプルです。このプラグインは単純に記事個別に canonical が設定できるようにするもの。

ということから「Canonical SEO Content Syndication WordPress Plugin」インストールして有効化します。

※)同じようなプラグインに「Per page head」というものもあり、こちらを使っても手順は同様。

  • 「プラグイン」→「新規追加」→「Canonical SEO Content Syndication WordPress Plugin」を検索→「インストール」→「有効化」

※)このプラグインは設定は無く、有効化するだけでOK

2) 元記事のcanonicalを設定

「Canonical SEO Content Syndication WordPress Plugin」のインストール、有効化した後は、元記事の編集画面に入ります。

編集画面の下の方に Canonical Seo WordPress Plugin の設定画面(Seo_plugin Canonical Settings)が表示されるので、引っ越し先の記事のURLを入力します。

引っ越し先の記事のURLが「http://xxxx.com/」の場合には、以下のようになりますね。

その後、記事を更新します。
記事を表示してそのソースを確認し、以下のように canonical が設定されていたらOKです。

canonicalの設定が一つだけになっているかは、改めて確認してみてください。

2)301リダイレクトの設定

では、こちらの方が重要ですが、301リダイレクトの設定を行います。この設定をすることで、移動したい旧サイトの記事にアクセスされると、自動で新サイトの記事にジャンプするようになります。

1)プラグインのインストールと有効化

「Simple 301 Redirects」といったプラグインを使えば、簡単に301リダイレクトの設定ができます。ということから、まず「Simple 301 Redirects」をインストールして有効化します。

  • 「プラグイン」→「新規追加」→「Simple 301 Redirects」を検索→「インストール」→「有効化」

2)301リダイレクトを設定する

プラグインを有効化した後は、ワードプレスの管理画面から「設定」→「301 Redirects」を選択。

↓↓↓↓↓↓

設定画面が開くので、元記事のURLと新サイトの記事のURLを入力します。

  • ① Request:元記事のURLが、「http://aaa.com/bbb/」であれば「/bbb/」のみを入力
  • ② Destination: 新サイトの記事のURLが「http://xxx.com/yyy/」であれば、そのままそれを入力
  • ③ 最後に変更保存をクリック!

以上で301リダイレクトの設定は完了です。
元記事にアクセスして、新サイトの記事に自動でジャンプするか確認してみましょう。

補足)301リダイレクトの設定削除について
ここで設定した301リダイレクトの削除は、画面右にある「Delete」をクリックし「変更を保存」します。設定を削除しても一度設定したURLに自動でジャンプしてしまう場合には、ブラウザのキャッシュをクリアしてみてください。

記事の引っ越しまとめ

  • 記事の引っ越しにやるべきこと
    • 1)rel=”canonical”の設定(元記事に設定)
    • 2)301リダイレクトの設定(元記事から引越し先への設定)
  • 手順1)
    • まず、引っ越し先のサイトで、引っ越した記事を公開
  • 手順2)
    • 元記事に rel=”canonical”を設定
    • 設定には「All in One SEO Pack」や「Canonical SEO Content Syndication WordPress Plugin」などのプラグインを使えば簡単
  • 手順3)
    • 301リダイレクトを設定
    • 設定には「Simple 301 Redirects」のプラグインを使えば簡単

記事の単独の引っ越しはそれほど行うことはない、ということから、いざ引越ししてみよう、としたときに、何をどうしたらいいんだー!と中々手順が分かりません。

何も考えずに移動させて、変に重複コンテンツと認識されたり、アクセスがパタッと来なくなった、などとなると、何のために移動させたのか分からなくなるので、実際の引っ越しもネット上の引っ越しも、落ち着いてできると良いですね。

また、ネットで収益化を図りたい、ブログで収入を得たい、という場合には、以下のメルマガにも登録してみると、何か良いことがあるかもしれません(笑)。

早期退職して海外で奮闘する JIN のメールマガジン

時間や場所に縛られず稼いだJINが教える

~ 最短最速で月収10万円を手に入れる方法 ~

苗字(必須)

隣のあの人にも、思わず教えたくなる秘密

配信停止は、いつでもできます

お預かりした情報は保護されます

迷惑メールは一切配信されませんので、ご安心くださいね