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会社を辞めたい!、転職したい!
新天地に希望を抱き、そこに進むのは素晴らしいことだと思いますが、会社を辞めるための今お勤めの場所での手続きはしっかり把握できてますか?

会社を辞めることをまず最初に誰に告げるのか、必ず来る質問への回答準備、各種引き継ぎなど、辞めるには辞めるだけの準備と行動が必要です。

ここでは会社を賢く辞める、上手に会社を辞めるための8つのポイントを一緒に見てみましょう。

会社の辞め方の基本

法律的な原則は2週間前までに事業主に退職の意志を告げるということになってますが、ぎりぎりになると何が起こるか分かりません。

上司の引き止めに合ったり、引き継ぎに時間がかかったりと、何かと時間がかかるもの。上手に会社を辞めるには自分が思っている以上の余裕を持って準備を進めましょう。

一番に告げる相手

退職の意思を一番に告げるお相手はとにかく「あなたの上司」です。上手に賢く会社を辞めるには、ここを外したら元も子もありませんので必ずしっかり押さえましょう。

人事部に直接言うでもなく、同僚や先輩、後輩に言う、ということでもありません。

この順番を間違えると、会社を辞めるまで、また辞めた後も人間関係がギクシャクしたものになったり禍根を残す可能性があります。

人事に直接では上司のメンツがつぶれます。

同僚など他の人に話してその話が噂となって人事や上司に行けば、それも上司のメンツがつぶれます。

上司のメンツだけでなく、周りから見てもあなたの行動は常識がない、社会人としての思慮に欠けた行動に映る場合もあり、あなた自身の評価がダダ下がりです。

退職して次に夢を繋げる、という場合は特に気持ち的にテンションも高くなり、おしゃべりが過ぎたり冷静な行動がとれなくなっている場合がありますので、あくまで冷静に粛々と手続きを進めるよう心がけましょう。

転職の理由

必ず聞かれるのが転職の理由。
「どうしてだ?」と必ず来ます

会社への不満が理由としてあってもここでは言わないこと。
下手に言うと「じゃぁ、こう改善してはどうか」と相談になってしまったり、変な禍根を残す結果につながります。

ここで正直に理由を言うのもよし、ぼかして応えるのもよし。それはあなたの自由です。理由を告げる義務はありません

ただ嘘の理由を挙げると、退職までの会話の中で話しが破綻して人間性を疑われたり、退職後にそれが嘘だと知れると「あいつは信用出来ない奴」ということにもなりかねません。ここのところは十分ご注意して下さい。

相手(引き止めに来る上司など)があきらめられるような理由が伝えられれば一番ですが、別に説得する必要もありませんし、言う言わないは自由なので「大変申し訳ないのですが、個人的な理由ですのでお答えは控えさせて下さい」ととにかく押し通すのも賢く辞めるための回答です。

押し問答が続く場合もありますが、逆に言えばこれぐらいの意思が通せないようでは、この先なにをやろうとしてもうまく行くはずがありません。

私の場合は「今後は~をやりたいんだ。それはここではできない」ということを理由として説明した所、幸か不幸か大きな組織を持つ会社だったため「そういうことなら、あの部署に行ってみるか?」「~の職種があるがそれではどうだ?」と逆に提案いただき、会話が長引いたり提案に対してのお断りの理由をさらに伝えたりと、それなりに大変でした。

よく給料が少ないから、という理由で転職する人も多いですが、例えばそれを素直に言った場合に会社側から「ではxxアップすることを検討するがどうか?」など相談されても困りますね。(こういう会社は希ですが、こじんまりした所ならありえるかも)

辞めた後の進路

転職理由を聞かれるのに似ていますが「やめてどうするんだ?次の転職先は決まっているのか?」も必ず聞かれます。

上司だけでなく、周りの同僚も興味津々のポイント。でもここも話さないのが賢い会社の辞め方です。

上司に聞かれても「決まってますが、個人的なことですのでお答えはできません。すみません」ぐらいで押し通すのが良いでしょう。

社会は以外に狭いもの。
転職先が決まっている場合でも、本当の転職先を言えば色いろなつながりから変な横槍が入ったりする場合も無きにしも非ず。

本来の目的はスムーズに会社を辞めて新たな目標に向かって進むこと。自分の身を守るにはどうするべきかをよく考えて言動、行動を考えましょう。

上手に会社をやめる為、高揚する気持ちを抑えて全ては転職完了まで色々と話をするのは控えましょう

私の場合は「決まってません。でも当分組織に属することはないと思います」という言い方で通しました。

「決まってないことはないだろう」的に色々と聞きたそうでしたが、事実決まってませんでしたし、決まってない、と言っている所に「そんなことはないだろう」と聞いてもしょうがないところから、この話はここで終わっています。

退職日までに引き継ぎ完了

とにかく退職する、ということが決まり、関係部署内、少なくとも上司を含め自分と一緒に仕事をする同僚間でその情報がシェアされた段階から直ぐに引き継ぎ開始です。

実際には、ここから引き継ぎ資料を作成するのではなく、退職を決意した段階から引き継ぎ資料は作成しておくのが賢い会社の辞め方の基本。(実際退職を断念しても後々まとめの資料やマニュアルとして絶大な威力を発揮します)

引き継ぎの資料がなければ大急ぎで資料化し、その内容を引き継ぐ相手に説明して実践してもらい、不明点やうまくいかない点などをシェアして引き継ぎをしていきます。

注意点は、あまりパワーをかけ過ぎないこと

辞めていく負い目を感じて必要以上に業務に入り込んでしまうことは避けましょう。結局最後は残った同僚、関係者がやならくてはならないのです。必要以上に入り込むと、あなたが関わった分だけ引き継ぎが十分できていない可能性もでてきます。
(去った後の残された人達が余計な苦労をする結果にもつながります)

私の場合は今から考えれば最低レベルでとても上手な引き継ぎではありませんでした。途中で抜ける、といった結構な負い目を感じていた分、退職日まで遅い時間まで残業をしてお手伝い。

結局私が抜ければその穴を誰かが埋める必要がありますが、私が最後まであれこれ手を出していた分、私がいなくなった後に穴埋めをする人をあてる時間もかかったでしょう。余計な混乱を招く結果につながったかもしれません。

こうならないように手を出したくてもグッとこらえるべきはこらえるのも大きなポイントだと思います。

今まで勤めていた会社も大切ですが、更に大切なのは自分にとっての次のステップ。転職先などが決まっていて、次の仕事をする上で勉強や資料などの準備が必要であれば、優先的にそれらができる工夫は必要です。

任せるべきところはしっかりまかせ、引き継ぎとは何をよく考えて行動して上手に会社を去りたいものです。

有給休暇の消化

大抵の人は有給休暇が残っていると思います。この休暇をどれほど上手に使うか、それも退職における重要な要素。

かく言う私は20日程度はあったはずですが全く消化できませんでした。
(1ヶ月はお休みできるレベルですね)

最低の例としてこうならないようにして欲しいですが、結局のところ、忙しいプロジェクトに関わっていたがために中々うまく引き継ぎができず、というか、安心して引き継ぐことができずについつい手を出してしまったりで思い切って休む、ということができませんでした。

またそうなった遠因として、私の場合は早期退職者募集に応募したことでの退職ですが、退職の意志表示をして結果が中々返ってこなかったこと(上司の所で止まっていたらしいが不確か)、その為にどんどんと業務に足を踏み入れて行ってしまっていた、というところです。

今から思えば、もう少し早い時期に上司に直接結果はどうなっているか等を確認すればよかったのですが、当時の状況が複雑で、そういったことができてませんでした。

お陰で私自身も最後まで仕事に追われ、辞めた後の状況も(多分)芳しくない形で残してしまうことになり、これはよくなかったな、と今更ながらに思います。

外部の関係者

退職日までは引き継ぎが十分できる期間を取りましょう。

特に外部の人間と接する機会の多い、とか他社と協力して仕事を進めている、など、人とのつながりが多い場合には、機会を捉えて後任者の紹介をしておく必要があります。

後任者への引き継ぎ、外部の関係者との顔合わせ等、これらは一朝一夕にはできませんので、行き当たりばったりではなく、しっかりスケジューリングして引き継ぎをするようにしたいところです。

ここでも話の流れで、辞める理由は?辞めた後はどうするの?という事も当然のように聞かれますので、浮かれたテンション高いままお話するのではなく、冷静に大人の社会人としての受け答えができるように心の準備をしておく必要があります。

転職先を探す

退職にあたり、転職先はどのタイミングで探し出すのか、と思うかもしれませんが、個人的には早いほど良い、と思います。

律儀に義理立てを変にとらえて会社を実際やめてから転職先を見つける、という方もいると思いますが、最終的に責任を取るのは全て自分。転職先は経済が上向こうがどうしようが、見つからない時には見つかりません。

そうなったら苦しむのは自分は当然として自分を取り巻く人達をも巻き込みます。

転職先は会社を辞める、と決意した瞬間から探し出し、転職先候補には自分の置かれている状況を素直にお話して待っていただけるところを探す、というのが賢い会社の辞め方だと思います。

跡を濁さず

飛ぶ鳥、跡を濁さず。最後の挨拶は忘れずに。

会社に長くいればいるほど関係者も多くなりますが、どこか1日でも時間をとって、ひと通りは挨拶はしたいところです。

回りきれない、都合が合わずに会えなかった、という場合には最低メールでこれまでの感謝などを含めて最後のご挨拶をしておきましょう。

今後同じ業界にいるいないにかかわらず、いつかどこかで再開しても気持ちよくお話できる関係を残せるように上手に会社を辞めたいものです。

まとめ

以上会社を賢く辞める、上手に辞めるをテーマに8つの項目を見てきました。

  • 1)基本
    会社の辞め方の基本は、2週間前までに会社に退職の意を表明すること。
  • 2)告げる相手
    一番に告げる相手はとにかく上司。
  • 3)転職の理由
    転職の理由は告げる必要はない。
    話の流れで相談にならないよう、告げる理由には十分配慮する。嘘はいけない。
  • 4)辞めた後
    辞めた後の進路も言う必要はない。
    転職先が決まっていても会社を実際にやめるまでは言うのは控えるべき。
  • 5)引き継ぎ
    退職日までに引き継ぎ完了すること。
    任せるべきところはしっかりまかせ、辞めていく人間としては深くかかわりすぎないこと。
  • 6)有給休暇
    有給休暇の消化もスケジュールを考えて消化する。
  • 7)外部の関係者
    後任への引き継ぎ、関係者との顔合わせなど、スケジュールをしっかり考える。
  • 8)最後の挨拶
    いつかどこかで再開しても気持ちよくお話できる関係を残せるよう、今までの感謝の気持をしっかり伝えましょう。

会社をやめるのは一大決心。
それでも強引に辞めるのではなく、色々な人間関係の中で仕事をしていることを理解して、賢く上手に辞めたいもの。

さぁ、あなたは準備はできてますか?

今後を考える

私も会社を辞めた一人ですが、辞める辞めない、というより、それらの決心した後、後悔しない生き方ができるかどうかが一番のポイントです。(いや、当たり前でが)

夢があって辞める人もいるでしょう。経済的な理由、家庭の事情で辞める人もいるでしょう。その後の道をどのように考えて歩いて行くかは人それぞれですが、その中でもやはり基本となるのは生活を支える資金です。

どこにお勤めしようが、まだまだ流れるリストラのニュース、上がる上がると言っても実際には殆ど上がらない給料や少子高齢化からくる雇用状況不安や年金不安など、将来にわたって問題、課題が山積している中では、会社に依存し続ける、給料だけが全て、というだけでは、例え転職して新たな職場についたとしても段々とつらい状況になるのは予想されるところです。

こうした状況において、少しでも経済的に安定する方向にもっていくには、新たな収入源を考える必要性も今まで以上に高まっているのではないでしょうか。

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