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ブラック企業の偏差値ランキングから見る、大きな3つの問題点

  2015/05/18   あとで読む

約 3 分で読めます

いつの間にかすっかり定着した言葉「ブラック企業」。
「ブラック会社」とも言われ、つまりは「とんでもない労働環境」の職場です。

black

今では普通に語られるブラック企業の実態ですが、毎年ブラック企業ランキングも発表されるほどにもなってます。

既に問題点も色々と指摘され、その認知も広まってますが、ブラック企業の偏差値ランキングなどを見ながら、その問題点を改めて見てみましょう。

ブラック企業とは

ブラック企業とは、労働基準違反など違法行為がまかり通り、それと知りながらそれを押し通している会社や行政、医療、教育機関などを指します。

そこまではっきりしなくてもそれに準ずるグレー領域に入るところも同じです。

今ではそこまで行かなくても、サービス残業がまかり通っていたり、労働時間の割に給料が少ない、休日も頻繁に仕事が入るなどの時間的負担に加え、パワハラ、モラハラに代表される精神的負担のある職場環境など、より広い意味でブラック企業と言われます。

毎年選出されているブラック企業大賞では、その候補の数があまりに多いためなのか、自ら命を落とすなどの社会的な事件の有り無しが大きな判断基準の1つともなっています。

また一般的に指標の1つとしてあげられるのが離職率。

なかなか公表される数値ではないようですが、それでも50%にもなる企業もあるようで、さすがにこれは何か内部的に問題があるでしょう。

ブラック企業の偏差値ランキング

そこでブラック企業の偏差値ランキングを見てみると、

  • 殿堂入り(倒産済)
    英会話のNOVA、不動産のダイナシティ等
  • 偏差値80
    大庄(庄や、やるき茶屋などの居酒屋チェーン)、JR西日本、日本郵便など
  • 偏差値70~75
    シャープ、USEN、モンテローザ(白木屋などの外食チェーン)、和民(外食産業)、IEグループ(光通信グループ)、ABCマート、
    野村総合研究所、佐川急便、
    農協(JA)、パチンコ業界、
    消費者金融・セブンイレブン・TV番組制作会社・中小ゲーム会社

誰もが知る有名企業やグループ会社であったり、また個別の企業というより業界全体であったりと、偏差値ランキングを見ただけでは結構ごちゃまぜな感じです。

色々な要素があるだけに、一概に絞りきれていない、というところでしょうか。

  • 出典
    ブラック企業就職偏差値ランキング
    http://ja.yourpedia.org/wiki/(リンク切れ)

見える問題点

社会問題化したところは”確か、になるほど”と分かりますが、それ以外は業種からの推測しかできません。

コメントもあることから、問題点を見てみると、...

  • 理不尽なノルマ
  • 激務・薄給
  • 自ら命を落とすほどの重労働
  • 詐欺まがい行為
  • 不正で社会問題化
  • 体育会系
  • 脱税
  • 昇進見込みなし
  • 宗教関連
  • 精神的負担

などなど、理由はさまざま。

細かな違いはあるものの、一言で言えば理不尽です。

要素としては、大きく3つ

これら問題点は大きく3つに分かれます。

  • 肉体的限界
    • 限界以上の激務
    • 長時間労働、残業
  • 精神的限界
    • 重いノルマ
    • 組織的に自分の意見は通らないような体育会系仕組み
    • 道理が通らない宗教関連
  • 金銭的負担
    • 薄給
    • 未払い

これらが1つでも要素としてあればそれはブラック企業ですが、大抵はこれらの複合となって大変です。

少しでも何か気に入らないことがあると「ブラック企業だ!」「私、大変!」という人もいたりしてなんですが、希望して入った会社、夢をもって進んだ道でも、こういった環境に置かれれば、さすがに夢も希望も見いだせません。

更に加わる要素

上の3つの要素に加え、現在さらに深刻なのが退職へ追いやること。

「追い出し部屋」なるものを作る会社もあり、そこでは単純労働、意に沿わぬ労働をさせることで、夢も希望も奪い、精神的に追い詰めて自主的な退職へと追いやります。

IBMで問題になった一撃必殺の「ロックアウト解雇」も、ブラック企業の要因の1つかも知れません。

自浄作用は働くのか?

会社の自浄作用は働くのか?

広報や人事担当者が、自社の悪評を見つけた場合でも、実に93%の方が「何も対策していない」「何をしたらいいか分からない」という回答をしています。

また一方、8割は自社がどのように言われているか知らない、とも答えており、どこか他人事としてとらえている雰囲気です。

自社の評価を最も重んじる部門の1つであろう広報や人事の担当者がこういった意識レベルでいる限り、会社の自浄作用が働くのにはまだまだ時間がかかりそうです。

(従業員、可哀想だ...
 やはり当事者でないと、この辛さは分からないんですね...)

今後を考えると

肉体的、精神的、経済的な負担、苦しい立場に置かれるサラリーマンの姿が見えてきますが、最近では退職へ追いやられることも加わります。

ランキングに出てくる大きな企業や会社以外よりも、実は多くの中小企業の中で、日々つらい状況に置かれている方も沢山おられることでしょう。

会社自身の自浄作用が働くのも時間がかかることから、こういった状況を見る限り、会社に依存して生活していくことが如何にリスクが大きいか分かります。

こうした状況の中、会社依存への依存度を下げるとともに経済的安定を得るためには、別の稼ぎ口を得ることがますます重要となって来ていると言えるでしょう。

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