なかなか興味深い企業や会社のランキング。

「働きがい」をキーワードにしたランキングとしては、「Vokers」や「Great Place to Work」が毎年公表しているランキングがありますが、さて、どんな内容になっているでしょう?

ranking

各々ランキングに入る企業も異なり興味ぶかいですが、2015年ではネット界の巨人「グーグル」は、1位と2位に入る凄さです。

グーグルをおさえて1位に輝いたのはP&G。素晴らしすぎる。

さてこの2つのランキングの違いってなんでしょう?

2つの働きがいランキング

毎年発表される「働きがいのある起業ランキング」と「働きがいのある会社のランキング」。さてこの2つはどこの機関が公表しているかと見てみれば、

  • 働きがいのある企業ランキング
    就職・転職のための企業リサーチサイト「Vokers」が毎年公表しているランキング。
    https://www.vorkers.com/award/2015/
  • 働きがいのある会社ランキング
    「働きがい」の向上、「働きがいのある会社」実現を支援する「Great Place to Work」が毎年発表しているランキング。
    https://www.hatarakigai.info/ranking/

ランキングの名前が「企業」と「会社」と分けてますが趣旨は基本的には同じです。
(お互い意識してそうなところが面白いですね)

顔ぶれが結構異なる

2015年版も発表されましたが、トップ5をそれぞれ見てみると、これが結構顔ぶれが違います。

  • 働きがいのある企業ランキング2015(Vokers)
    1. プロクター・アンド・ギャンブル・ジャパン株式会社(P&G)
    2. グーグル株式会社
    3. サントリーホールディングス株式会社
    3. 株式会社日本経営
    3. 日本ナショナルインスツルメンツ株式会社
  • 「働きがいのある会社」ランキング(Great Place to Work)
    (従業員1000人以上)
    1. グーグル
    2. 日本マイクロソフト
    3. アメリカン・エキスプレス
    4. Plan・Do・See
    5. ワークスアプリケーションズ

グーグル凄し!どちらも1位と2位!に入ってます。

上位に入っている他の会社も凄いですが、2つのランキングで結構上位陣が異なるんですね。

違いは何から?

違いが出るのは勿論調査方法や評価項目が違うから。
ということでその違いを見てみると、...

評価項目

  • 働きがいのある起業ランキング2015(Vokers)
    8つの評価項目
    「待遇の満足度」「社員の士気」「風通しの良さ」
    「チームワーク」「20代成長環境」「人材の長期育成」
    「法令順守意識」「人事評価の適正感」
  • 働きがいのある会社ランキング(Great Place to Work)
    5つの評価項目
    「信用」「尊敬」「公正」「誇り」「連帯感」

評価項目数は8つと5つの違いがあります。

Vokersの方が「待遇」「士気」「人材」というキーワードから見れるように、社員がどう思うか、という評価となっているようですね。

Great Place to Workは、従業員へのアンケート、会社へのアンケートの2つの側面から最終的にランキングを作成しています。

評価対象企業

Vorkersのランキングでは、在籍企業評価レポートへの回答を通じてデータを収集しランキングを作成しています。

この回答は社員として1年以上在籍していることが必要。結果として、このレポートに含まれる企業はランキングのどこかに存在するけど、レポートに入っていない企業は対象外、という扱いになります。

一方、Great Place to Workのランキングは、ランキングのための申し込みをした企業がその対象。つまりは申し込みしなければ対象外です。

まとめてみれば

簡単にまとめると、

  • 評価項目
    Vokersのランキングは社員の立場でのランキング。
    Great Place to Workのランキングは、会社と社員両面からのランキング。
  • 評価対象企業
    Vokersのランキングは、在籍企業評価レポートに含まれる会社のみが対象。
    Great Place to Workのランキングは、応募形式。

という違いがあることが分かります。
ランキングを見るときには、こういった視点での見方も必要そう。

グーグルを押さえた企業

いずれのランキングも、その評価対象となる企業は条件により絞られますが、それでも上位に来る企業は他の企業に比べて「ひと味もふた味も違う企業」と言えるでしょう。

私的にはネットビジネスをしていることから、それに深~い関係のあるネット界の巨人「グーグル」が注目度高。

しかし、元在籍者の声が反映されてランキングが作成されるVokersの「働きがいのある起業ランキング」では、その「グーグル」を抑えて一位に輝いたのは「P&G」。

元在職者が評価しての一位といったところが、とても興味深いこの会社。

ネット上でその評価者の声も見れますが、個人的に一番になった会社の何が気になったかと言えば、口コミにある「退職検討理由」。でも、この内容をみるにはユーザー登録が必要です。

今後の参考のためにも、一番人気の会社をそれでも退職したい理由、というのを一度みてみてはどうでしょう?

まとめ

  • 「働きがいのある企業ランキング」では、1位「P&G」2位「グーグル」
  • 「働きがいのある会社ランキング」では、1位「グーグル」2位「マイクロソフト」
  • 2つのランキングで上位陣が異なるのは評価項目の違いから。
  • 「働きがいのある企業ランキング」「働きがいのある会社ランキング」は対象となる会社、企業も異なる。
  • 個人的には注目度が高いのがネット界の巨人「グーグル」
  • そのグーグルを抑えて一位に輝いた「P&G」は注目度大。

特にグーグルを抑えて1位になっている「P&G」。

それでも退職する人がいますが、その退職理由が気になります。隣の芝生は青く見える的なものなのでしょうか。

今後について考える

あなたの会社は働きがいがありますか?
無い!場合には、どうしたらもっと働きがいがでると思いますか?

給料などの待遇やもっと自由にさせてほしいこと等いろいろとあるのでしょうけど、そもそも「自分にとって会社とは何か」を改めて考えることも時には必要だと思います。

早期退職した私の場合では、楽しかったこと、そうでなかったこと、色々ありましたが、「働きがい」という面では、年とともに、特に現場から一歩距離をおいた管理職になってからは「このままでいいのか」という思いがどんどんと強くなりました。

「会社で働くこと」は「経済面で家族と自分を支えること」というのは勿論ですが、働くことそのものの意義、納得感というか充実感というか、それとも違う、何か地に足がついていないような不安定感。

予算管理や進捗管理、問題解決や将来に向けての議論などの様々な会議、目標設定や評価面談など、無駄な仕事はないと思いますが、それらは「仕事のための仕事」のような気がしだしました。

経済的な不安を取り除くための「会社に依存する以外の手段」、「自分の手だけで何かを勝ち取ったという達成感」を求めていたのだと思います。

結果としては、早期退職、移住という道をたどり、今では「会社に依存しない生活」を築き、「自分の手で稼ぐ」手段に日々磨きをかけている状態です。

私は現在、かつての私と同じように「何かを変えたい」「なにか行動したい」と思っている人向けに、自分の経験を通して無料のメールマガジンを配信しています。

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